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センチュリー21という不動産会社の加盟店の社長が書いているブログです
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今日当社のお客様で

大幅な値引き交渉を希望されていた方がいらっしゃいました




二組のお客様だったのですが

どちらとも

相場をかなり下回る金額を希望されています


おそらく中古物件は価格交渉をすれば

200万から300万くらい軽く下がる

というようなことを誰かに聞いたのでしょう




二組とも購入申し込みはする気があるみたいで

「何とか下げてくれ!」という依頼を現在受けています




不動産仲介の営業は

仲介物件の値引き交渉をする事が多いですね

その値引き交渉額は1000万円の時もあれば

20万円の時もあります






少し高いかな・・と思いながら売り出して

やはり高かったか・・なんて時は

売主に交渉して値下げします



しかし、その値下げした金額から

今回のように値引き交渉が入る事もあります



明らかに相場を下回る要求の場合には

売主様に言う理由すらなくなるときもあります




しかし、注意しなければならない事があります



売主の限界ラインまで値下げをして売り出しをすると

もう幅がありませんので

最終交渉の余地がなくなってしまいます




できれば

購入希望者の要望で下げられる「幅」みたいなものを残しておきたいものです






契約の合意が最終ゴールではありません

契約後や引渡し後に何か問題が発生する場合もあります






例えば・・中古物件の場合ですが

値引きをする際は、「後で何かあっても勘弁してね」という意味で

「現況渡し」や「瑕疵担保責任の免責」は

値引きと引き換えの条件にしておくべきです






無条件で値引きに応じても

何か問題が発生すれば、それはそれ、これはこれ・・

と別の問題として扱う事になりますが

値引き交渉の時に、条件として明確にしておけばトラブルを回避できます




それぞれの損得が絡みますので

値下げや値引きについても

先々の事まで先読み(予想)して交渉する必要があります






値引きとは、契約をまとめるため・・だけでなく

引渡し後の事まで考えて交渉すべき・・という話でした




現在の当社の状況は 

買い側の仲介なので

売り側の仲介との間でさまざまな条件交渉があります




こっちは譲るからあっちは勘弁してみたいな「駆け引き」を駆使して

商談に望もうと思っています



ただ「駆け引き」をするためには

最低限 購入希望のお客様の気持ちは

優秀な営業マンならしっかりとつかんでおきたいものです

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