どうしても理解できないこと
どんな企業にも企業内評論家のような人が何人かはいるものです
ただ問題点の発見だけでは評論家にすぎないのですが
自社の問題点をさも人ごとのように言う人がいる
「それならどうしたらいいと思う」と質問すると
「それは上司が考える仕事でしょう」
と こんな返事の始末です
それは自分の仕事ではないと思っている
問題点を指摘できるという点では問題意識があることです
ただ これでは無責任と言われても仕方がない
問題点を指摘しても「うるさい奴」と思われるだけだ
「できる人」と言われるためには
その解決策・改善策までも提示できる能力を持ち合わせることです
反論する資格のある人というのは
それを上回る改善策を持っている人だけです
この人のことを「できる人」といいます
評論家なんかいらない
職場になくてはならないのは
「できる人」です
ソフトバンク同士の通話料無料のシステムがあります
すばらしいアイデアだと思います
大手のD社がシェア50%の業界なので
言ってみれば中小が大手に勝つ作戦だと思います
思いついた人は何人かいたと思いますが
この新アイデアを上層部に提出して
企画を通すだけの 市場調査力 プレゼンテーション能力 熱意
この3点がそろってなければ
達成できなかったと思います
おそらく上層部の反対はかなりあったと思います
が
結果はご存知の通りです
この人(複数人だと思いますが)は
「できる人」です
解決策・改善策を提示することは
その人の能力が問われることで
採用されれば責任が問われます
そのためにはいいかげんなことは言えなくなるので
あなたなりに真剣に考えなくてはならない
これは大変なことで非常にリスキーなことでもある
「できる人」とは
上司・同僚・後輩から一目置かれる存在の人は
・
・
・
・
・
・
・
問題発見と解決策を同時に提示する人です
どうせ仕事をするのなら
そういう人と一緒に仕事をしてみたいです
周りにそう思わせる人
それが必要な人材なのです
評論家の代わりはいくらでもいる
しかし
「できる人」の代わりはそんなにいるものではない
『1つの機械は50人分の仕事をすることができる。しかし、特別に優れた仕事をする1人にかなう機械はない。』
One machine can do the work of fifty ordinary men. No machine can do the work of one extraordinary man.
エルバート・ハバート
Elbert Hubbard
(1856-1915 アメリカの教育家、著作家。)
[2回]
PR