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センチュリー21という不動産会社の加盟店の社長が書いているブログです
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私の前職は銀行系仲介会社だったんです

その会社が、この3月にかなり大きな赤字を出しましたと聞きました



まあ不況ですからね

大手仲介もダメージを受けています


おそらく、所長、支店長は

上からかなり圧力をかけられていると思います

閉鎖する店舗も多いみたいですね






ただ、所長や支店長の責任って何でしょうか?







社員のモチベーションをあげられなかったこと?

目標数字を達成できなかったこと?

時代にあった作戦を立てられなかったこと?





それって本当に所長や支店長の責任ですか?

100年に一度の大不況ですよ

減給なら分かりますが

それを理由にリストラというのは分かりません




それは経営責任です

代表や取締役にしか責任はないと思います
(個人的には)



所長、部長などにいくら問い詰めても、会社はよくなりません




ただ、悪いときの責任がないのであれば

いいときの功績も本人には帰属しないですね




今、大手不動産仲介の管理職についてる方の年齢は

40台半ばから50台でしょうか?

ちょうどバブルの真っ最中に20台を過ごした人たちですね







彼らは過去の経歴を部下に話します




「俺は君と同じ20代のころ、30億の土地の売買を3回繰り返して
○億の仲介手数料をもらったことがあるよ!」

「5億の戸建の売却の依頼を受けて
3日で売った事あるよ」

「どの業者も90億までしか出せなかったマンション用地を
110億出せるデベに買わせたことがあるよ
まあ、最後は人脈だよ
今は、倒産しちゃったけど」



これらの業績によって

主任、係長、課長、部長、所長、支店長

と昇格していった人たちのことです


平成17,18年のミニバブルも同じです

ここで昇格した人や

莫大な利益を上げた人たちも多いです




これらの人たちは実力で昇格したわけではありません

しかし自分の実力を過信している人が多いです

その割りに今回のような不況に数字を出せないのも
自分のせいだとは思っていません




まあそういう人たちが生き残れるのも大手だけですよね




ちなみに前回でも言いましたけど

エンドユーザーの購入する案件は増えています

東京は前年同月比121%ですので







ただ大手仲介会社の得意とする10億以上の案件の動きは
ほぼなくなっています



そろそろ大手仲介もあぐらをかいていないで

エンドユーザーに目を向けて

1億未満の不動産に力を入れたほうがいいと思います

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