第八章 経営者としての心得
幸之助は常に
「最善の上にも最善がある」
と考えていました。
そして王道の経営をするなら
事業は必ず成功する
といっています。
まさに一瞬の中に
勝ち負けを厳しく考えていました。
一瞬決算
という言葉は幸之助だけの言葉です。
そんな考えから
有名な熱海会談
の言葉が出たのです。
「僕は血の小便をしています、この中で血の小便をしている人はいますか。」
非常に厳しい言葉ですが、
この言葉の後に
代理店の利益を出すために
自ら営業本部長として
陣頭指揮を取ったところが
幸之助の優しさなのです。
自分に厳しく
人に優しく
人間主義を実践しています。
松下の使命は無から有を作ることです。
松下でないとできないものをつくっていく、
世の中にないもので
世の中に強く求められるものをつくって
歴史を開き、
世の中に貢献していく。
幸之助は
必ずそれができる
と信じていました。
その情熱は
幸之助が一番大事にしていたことです。
その情熱が社員に伝わるから
松下の社員は燃えるのです。
経営者は自分の中に熱意を持ち、
一念を深め、
常に次のステップにジャンプして
異質化していかなければなりません。
そして社員一人ひとりに
光を当てていくのです。
そのために大切なものは素直さです。
人間は素直でいる限り
虚栄心や懐疑心に
心をむしばまれないでいられるからです。
松下経営学の根幹は
素直さ
といえます。
幸之助は、
誠実に熱心に、
人の三倍努力して頑張れば、
事業は必ず儲かるようにできている
といっています。
それには
お客様第一主義
でなくてはなりません。
素直に
お客様を大切にするのが
成功の基本です。
では失敗する人
とはどういう人でしょうか。
多くの経営者を見てきて、
その傾向は小成に甘んじ、
経営理念を忘れることです。
そして成功する人は、
異質化を繰り返し、
前進し続け、
人間という存在の使命を
自覚するということです。
幸之助は
人間の可能性を信じ、
一念を定めれば
何でもできる
と人間主義の経営を貫きました。
それは、
我々に
人間がどれほど素晴らしい存在なのか
を教えてくれているのです。
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