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センチュリー21という不動産会社の加盟店の社長が書いているブログです
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第四章 人に光を当てる






 幸之助は会社とは公のものといっています。


社長が偉いわけではない、

仕事が偉いのだというのです。




ですから上下関係の命令系統を嫌います。

社員は共に事業をしていく上でのパートナーなのです。



そこで大切なのは

社長が社員と共に夢を語っていくことです。



共に夢をかなえるパートナーを育てることが

人に光を当てる経営です。





一人ひとりの個性に光を当て、

その個性が発揮される組織こそ

人間主役の経営なのです。





人間は何か人よりも優れた長所を

必ず持っているというのが幸之助の持論です。




仏教でいう

桜梅桃李



の考え方が



まさに幸之助の言いたかったことだと思います。








そして人に光を当てるのにもっとも大切なことは

社長の感謝力です。




社員のやる気を引き起こすのは怒鳴り声ではありません。




人と人とのふれあいで生まれる感動が

理念に共感し、

そのことによって生まれる使命感が

社員にやる気を与え

個性を光らせるのだと幸之助は信じています。




人に光を当てる経営こそ

修身人間学を学んできた幸之助の松下経営そのものなのです。




 

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