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センチュリー21という不動産会社の加盟店の社長が書いているブログです
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昨日、公示価格発表しました

全国的に下がっています


公示価格が下がるというのはどういうことかというのは

以前に書きましたので省略しますが



今回は不動産仲介会社の立場をお伝えします



我々は不動産取引で収益を上げる仕事です


もう少し言うと

不動産取引を通して我々に携わった人に

幸せになってもらいたいと思っています


それを踏まえたうえで説明します



もしこれから、不動産を購入したい人がいた場合

その人が、これから不動産が下がると予測するなら

購入時期を少し待つかもしれません


もしこれから、不動産を売却しようとする人がいたら

その人が、これから不動産が下がると予測するなら

売却時期を少し早めるかもしれません


つまり

これからの経済、不動産市況を予測した場合

上がる予測、下がる予測、どちらが多くても取引は偏ります


結果として取引件数は増えます



もし多くの人がこれからの不動産価格が下がると予測するなら

世の中に不動産(不動産在庫)が数多く出てきます
(売却希望が多くなるため)

上がると予測するならその逆で

不動産在庫が少なくなります
(不動産所有者が手放さなくなるため)


そして不動産価格が下がるほうが取引件数は増えます

いい(希少な)不動産情報が多くなるからです


ちなみにセンチュリー21は世界最大の不動産ネットワークです

センチュリー21の現状をお話しすると

不動産市況の現状の最大公約数が分かります


今年1月を振り返ってみます

東京、神奈川、千葉、埼玉の統計です

平均価格は「2692万円」(前年比82%)

取引件数は前年比
なんと「128%」
です
(東京単体では147%)


つまり去年と比べて

価格は2割くらい下がって

取引件数は3割くらい増えています

東京単体だと取引件数で言うと、

5割近く増えています
(ローン減税、低金利などの他の理由もあります)


今回発表の不動産公示価格は下がっています


これは、去年の不動産取引価格が下がったからです




これから先の不動産市況は私には分かりませんが

もし上がるとすれば取引件数が減りますので

我々の仕事はすこし少なくなるかもしれません


変わりに喜ぶのは

「ストックビジネス」といわれる

マンションディベロッパーや建売業者です



私たち不動産仲介業は

価格は安く、取引件数は多く、というのが理想です

ただ、世の中の人たちがこれだけ購入に動いていると

価格は底と考えている人が多いということでしょうか?



このままの状態がもう少し続けばいいなと心のそこでは思っています・・・


 

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