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センチュリー21という不動産会社の加盟店の社長が書いているブログです
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サブプライム問題の影響で

アメリカの住宅市場は悩みが尽きません

住宅ローンが払えなくて

テントで生活する人も増えているそうです




アメリカの住宅ローンの返済期日は厳しいですよ

サブプライムだけでなく

通常のプライムローンでも同じです




まず

2週間支払いを延滞したら






追い出されます!




日本は

結構賃貸でも家賃を待ってくれる大家さんが多いですからね










そんな中アメリカのメリーランド州のカレン・クロフォードさんは


3800万円の一戸建て住宅を

ある方法を使って











6300万円にしたそうです!












暖炉がある大きなリビングルーム

敷地内には小川も流れる恵まれた環境にある家が







実は1年半前から売りに出されていましたが

サブプライム問題の影響か

まったく買い手がつきませんでした








ある方法とは











一戸建て住宅を抽選にかけました






当選した人に一戸建てを




ただであげるというイベントです




日本では考えられませんよね
















宝くじを買って

一戸建てがあたるかもしれないなんて




なんて夢のあるくじでしょう!!






1枚100ドルのイベントチケットは約6300枚売れ

抽選会場には300人が詰めかけたそうです






つまり



あっという間に

この人は

3800万円の家を




6300万円にしたのです













当選者はデニス・ウィーバーさんという人


あたった人もうれしいかもしれないですが

この企画を考えた人は




本当にすごい人です




ちなみに日本では

宝くじの法律に違反してできないみたいですが




一度はそういう幸運に向かって

チャレンジしてみたい気もします









もし

私の家をただであげるといったら

何人くらいくじを買ってくれますかね?

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日本電産の永守会長の

休みたければやめればいい

との発言が

議論を呼んでいるとのこと

世の中ではさまざまな議論が飛び交っているようですね






 この発言を日本労働組合総連合会の高木会長が言語道断とまで

批判しているというのですが・・・







記事によると、永守社長は




社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる
たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない





と述べたとされている








 どうしてこの発言が

休みたければやめればいい」となってしまうのか

良く分かりません






 素直に読んだら ・・・というか 

彼の書籍での発言とあわせて解釈てみると

















80351cbf.jpg




←これ









21561c3a.jpg



←これも







内容は・・・・・・・・

経営者がどのような社員を期待するのかは
はっきりしているから
そのようになるように努力すれば
どこでもやっていけるということである

経営者がほしい人材は・・・・

1.健康管理ができる--会社は社員からできている
急に休まれると困るのは会社。健康を害すると個人も会社もつらい

2.仕事に熱意を持つ社員
--答えの決まっていないビジネスでは、やってやるという気持ちが、道をあける

3.コスト意識を持つ

4.責任感

5.言われる前にする

6.最後まで詰める

7.行動する 




企業がほしがる人材になることは

社会人の絶対条件である







っていう内容です






どちらのほうも

経営者側の考えと

社員側の持つべき意識が

はっきりと書かれています








これらの書籍を読むと
























やるべきことをやりきるために 休日を返上してでも頑張るくらいの気概を
もって成長してゆくべきだ。
のんびり仕事をしていい会社だなんて言っていて人員整理したのでは
本末転倒だ どちらが従業員のことを考えているのだ








・・・と読めるんです・・・





 事実 

彼は今までに23社のM&Aを成功させていますが

すべて技術力があっても士気が落ちて

経営的に立ち行かなくなった会社を

救済する格好で実施されています






 一人も解雇せず 

経営陣もそのままで 

意識を変えることで経営を立直す・・・

本人も立ち直るかどうか分からない時期に

個人筆頭の株主になって

その 本気を示してきました






 その結果で日本電産は急成長してきたわけなのですが・・・・






以前

三協精機という会社があったのですが

5年ほど前に日本電産の傘下に入りました

朝一番に 仕事が出来るように準備しなさい 

といったことさえ出来なかった会社が 

一年目に黒字化 2年目で最高益と生まれ変わりました











 ちょうど景気が回復したこともあるのですが

やはり意識の変化は大きいって感じますよ

自信のなさそうだった幹部が

「見ていてください 株価は1000円を超えますから」

とまで言い出すのですからね






 その意識のベースが

モーレツ主義にあることは否定できないのですが

自分のポケットマネーで社員と親交を深め 

希望を失った現場に

一体感を醸成してゆく・・・・






 倒産間違い無しの会社がよみがえるのですから 

社員の安心感は

どれほどでしょうか?

地元経済に及ぼす影響も相当なものですよ













 ずいぶん雇用を守ってきている・・・・

素直にそう思うのですが・・・











高木会長はそのことを知らないはずは有りませんよ

どこを捉えて言語道断とまで言うのか?








 また この発言を 

「休みたければやめればいい」 

とまとめたマスコミの

国語力の無さに驚いてしまいます






 いま 日本を取り巻く情勢は大きく変化し

 大きなショックがあっても

不思議じゃありません










この時期の発言としては 

むしろ当然なのかなって・・・・

厳しいスタングフレーションが目の前に来ていますから・・・






今の時代は 権利主張が多く 

自分たちが燃えるように仕事に熱中することを馬鹿にするようなところがあります







でも 何とかしようと一生懸命になる瞬間のある会社生活って

充実していると思いませんか?


私たちは決して自分の時間を売るために会社に来ているのではないって・・・










結果として安心して暮らせることは大事なことだと思います







変化の時代 気構えは必要だと思うのですが・・・










皆さんはどう思いますか?



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トロヤ文明って知っていますか?






トロイの遺跡なんかで有名ですよね

紀元前2600年くらいから前1200年くらいまでに存在していました





この文明は文明そのものよりも

発掘した人によって有名です

それがドイツ人、「シュリーマン」

1870年代に発掘するんです




かれは幼い頃から寝物語にいつもギリシア神話を読んでいたんです

大好きなのがトロヤ戦争の話






大人になったら絶対にトロヤの町を見つけようと子供心に決意するのです

当時はギリシア神話はあくまで神話であって

ホントにトロヤ戦争があったとか

トロヤの町があったなんて誰も考えていなかったんですが

シュリーマンは若いころから働きに働いて

商売で大成功して資金を貯めて

50歳近くなってから財産を投じて自力で発掘をはじめます






周囲の人たちは馬鹿だねえ、って思っていたと思います

浦島太郎の話を信じて竜宮城を探すようなものです

ところがかれは発掘してしまうんです





そしてシュリーマンが信じたトロヤ戦争の話の発端が面白いんです






テティスという女神がペーレウスという人間の男
(これはギリシアの王の一人なんですが)

と結婚するところから始まります




女神と人間の結婚だから、披露宴は大賑わい

神々も出席するし

ギリシアの主だった王様たちもやってくる



大いに盛り上がっているんですが

一人だけ宴会に呼ばれなかった女神がいたんです






これが、嫉妬と争いの女神エリスです







結婚披露宴に嫉妬と争いは要らないからという理由です

ところが、エリス女神は披露宴に呼ばれないことに嫉妬してしまった

腹を立てた彼女は、披露宴に争いを持ち込みます

何をするかというと、宴会場に黄金のリンゴを投げ込む

突然、宴会場に転がり込んできた黄金のリンゴを取り上げてみると





そこにはこんなふうに書いてあります






「最も美しい女神へ」






 「そのリンゴは私がもらう権利がある」と

三人の女神が名乗りをあげた




私が一番美しい」と三人の女神は大喧嘩をはじめてしまって

宴会は滅茶苦茶になってしまった






三人の女神はこんな顔ぶれです






まずは女神ヘーラー

彼女は主神ゼウスの妻で、女神の中では一番偉い

世界の支配を司ります







次が女神アテナ

戦いの女神です






最後が女神アフロディーテー

美の女神です

英語で「ヴィーナス」といいます






「私は美しい」と、喧嘩するのですが決着がつかない

そこで三人はゼウスのところに行って

「誰が一番きれい?」って聞くのですが

ゼウスも困ります

思ったことを言って残りの二人に恨まれたらたまりません






そこで、ゼウスは「美の判定者」を指名して

その人物に最も美しい女神を決めさせることにしました

「美の判定者」とされたのが

羊飼いの少年パリスです

これは人間です






ここまで来ると

女神たちは意地でも「美しい」といわれて

黄金のリンゴを手に入れたいわけです





女神たちはパリスのところに行って買収工作をするのです






ヘーラー

一番にしてくれたら

「世界の支配者にしてあげる」






アテナは「あらゆる戦での勝利があなたのものに」






アフロディーテーは「人間の中で一番の美女をあなたの妻に」







三択問題です

みなさんなら、誰にしますか?

このあたりはギリシア人の人生観がうかがえて

最高に面白いですね






パリスは美女を選択したんです






世界の支配よりも、勝利よりも、美ですよ

ギリシア人らしいですよね

かれらの残した彫刻を見るとつくづくそう思います






さて、最も美しい女神はアフロディーテーで決着

彼女は、約束どおり最高の美女をパリスに与えるのですが






それが人妻だったのですよ!






ギリシアはスパルタ王メネラーオスの妻ヘレネーです






パリスアフロディーテーの手引きで

彼女をさらって自分の妻とします






ところで

パリスは実は




トロヤの王子





だったのです






妻をさらわれたメネラーオスは怒りますよね



妻を取り返すため

兄のミケーネ王アガメムノーンに助力を頼みます

アガメムノーンは全ギリシアの盟主なんです



かれの号令で、全ギリシア軍が出動です

海を渡ってヘレネーを奪い返すためにトロヤに攻め込みました




これがトロヤ戦争です




ギリシア軍の中にはギリシア随一の戦士アキレウスもいます
(ブラッドピットが演じていました)



アキレウスは戦争の発端となった宴会の主役女神テティス

人間とのあいだに生んだ子です






テティスは死すべき定めにある人間の息子を

不死身にするために

生まれたばかりのアキレウスを不死の泉に浸けます

その時テティスアキレウスの足首をつかんでいたので

そこだけが不死の泉につからず

かれの唯一の弱点となります

アキレス腱の語源です






そのアキレウスもすっかり成長してこの戦争に参加するんです










こんな話を信じて

トロヤを発掘しようとするとは

シュリーマン

ただ者ではないですね




ミケーネの遺跡からは黄金の仮面が出土していて

これは「アガメムノーンのマスク」と呼ばれています






このトロヤ戦争が始まって10年目

戦争の最終段階をアキレウスを主人公に描いたのが

ホメロスの叙事詩『イーリアス』です



ホメロスは前8世紀のギリシアの詩人です



 『オデュッセイアー』という叙事詩もホメロスの作

これは、ギリシア随一の知恵者オデュセイウスが

トロヤ戦争が終わって

トロヤから故郷へ帰る長い旅を描いた物語です





トロヤ戦争の最終段階で

トロヤをうち破る作戦を考えたのが

オデュッセイウスでした




両軍とも名だたる英雄

勇士は次々に死んでいき

それでも決着はつかず

オデュッセイウスは




有名な「木馬の計」




というのを提案します





全ギリシア軍は撤退するふりをしてトロヤの海岸から引きあげて

浜辺には大きな木馬だけが残っている

木馬にはギリシアの戦士が百何人か隠れているのです


トロヤ側は今日も戦だ、と

海岸に来てみるとギリシア軍がいない

とうとうあきらめて撤退したと思いこみます

海岸に残された木馬を戦利品として

トロヤ城内に持ち込んで

夜になったらどんちゃん騒ぎの勝利の宴会です

トロヤの兵士たちが飲みつぶれたのを見計らって

隠れていたギリシア兵が木馬からでてくる

そして、内側から城門を開き

外の兵と合流してトロヤ人を殺しまくるのです

トロヤは炎上して滅んだ、という話です






このトロヤの陥落炎上を描いた絵本がシュリーマンに強烈な印象を与えたそうです

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72e66e47.JPG



←本物です




今日、告別式でした

私の奥さんのおばあちゃんにあたる人だったんですが

お会いしたことありません




結婚したときも90歳を超えていたんですが

なくなったのは

ナント、、、

100歳!



すごく長生きの人でした






100歳を超えると

敬老の日に

表彰状がもらえます


送り主は

「内閣総理大臣」です



この年になっても

初めて知ることはたくさんありますよね










拍手[0回]

今日は私のブログ最長です

私が歴史にハマッたきっかけの話です

最後まで読んでくれたら

感動すること間違いナシです






いまから700年くらい前の

「ガウェインの結婚」という話です






イギリスで生まれた騎士道物語『アーサー王物語』のなかのひとつです






アーサー王のことはテレビやマンガになったりしましたから

知ってる人も多いですよね



エクスカリバーという剣がでてくるやつです




 アーサーはイングランド王の子どもだったのですが

出生を知らないまま育てられます




王が死んで王国が混乱していたそのとき

ロンドンの聖ポール大聖堂の前に大きな石があらわれます




その石の真ん中には剣が刺さっていて



石には「この剣を石より引き抜いたものが

全イングランドの正統な王である」

と刻まれているわけです






たくさんの剛の者が挑戦するが誰も抜けない




ところが






アーサー少年が簡単に抜いてしまって

王位につくわけです







 で、まあ、そのあと

アーサー王が活躍する話がたくさんあるのですが

その中で私の一番好きなのが



ガウェインの結婚」です






 実は、アーサー王物語の中で

アーサーが中心になる話はそれほど多くないんです




円卓の騎士と呼ばれるアーサーの臣下たちが

主人公になる話のほうが多くて

また面白いです



ガウェインというのはアーサー王の甥で、一番忠義な男です








 さて、物語はこんなふうに始まります






アーサー王がいつものように宮廷で国民の訴訟を裁いていると
(遠山の金さんみたいですね)



一人の乙女が王にこんな訴えをします





自分の領地が邪悪な騎士に奪われ

また恋人も捕虜にされてしまった








アーサー王は

自分の国内でそんな不法なことがおこなわれているのはけしからん






というわけで






愛剣エクスカリバーをひっさげて

ただ一人で

その邪悪な騎士の城に乗り込みます





 ところが



敵の城に一歩足を踏み入れたとたん

アーサーの心から勇気と元気が抜けてへなへなになってしまうんです






アーサー王物語には魔法使いがよくでてきます

これもそうで

城には魔法がかかっていて

侵入者の勇気をくじくわけです





そこに

邪悪な騎士が登場して




あっという間にアーサー王を打ち負かして捕虜にしてしまいます






 アーサー王は「助けてくれ」って頼むわけです





中年以降のアーサーは結構弱虫なんです




そこで、邪悪な騎士はこういいます




「命が惜しいか。それならおまえに問をやろう」って



「この1年のうちに問の答えが見つかったならば、おまえを許そう

もし、見つけられなければおまえの王国をそっくり私がもらうぞ!よいな!」




よいもなにも

とにかく助かりたいからアーサーはこの条件を承知します

そして、答えを探して放浪の旅にでる







  どんな問題を出されたかというと、これがすごい

こんなのです











 「すべての女性がもっとも望むことは何か?









 難しいねー

わからんねー

わかるって人いますか






アーサーもわからなかったので

どうしたかというと旅にでて

行き会うすべての女性にたずねまくるんです



おまえの望みは何か?」




すべての女性が望むこと、ですから

少女から老婆まで、農民、商人、職人、貴族、未婚、子持ち

あらゆる女性に質問してまわるんですが

うまくいかない

みんな、言うことが違うんです






ある女は「美貌」という

また別の女は「健康」

そのほか富、立派な騎士の夫、子ども、若さ、恋人など

ありとあらゆる答えが返ってくる









女性のみなさんはなんと答えますか?









聞かれても困るでしょ

こんな状態では、すべての女性が望むことがわかるわけはない



しかし、あきらめるわけにもいかないので

アーサー王は旅をつづけます









 1年がたちました

明日はいよいよ約束の日で

アーサーは邪悪な騎士のもとに出向いて

正答を言わなければなりません

ところが、正答らしきものを未だ見つけられない






 うちしおれたアーサー王は

とある暗い森の中に入っていきます



暗い森の道のかたわらに瘤だらけの大木があって

その根本に、目をそむけたくなるような

それはそれは醜くーい老婆がしゃがみこんでおりました





ちらっと老婆を見たアーサーは

「うわぁ、気持ち悪い!」と思ったんでしょう


気づかないふりをして、その脇を通り過ぎた





 すると


その老婆いきなり立ち上がって

アーサー王を叱りとばした




 「これ、そこな騎士よ

立派な鎧に身を固めてさぞかし高い身分の者かもしれんが

レディを無視して通り過ぎるとは、この無礼者め!」





 騎士というのはレディ・ファーストの精神が大事なんです






アーサー王はあわてて馬を降り

非礼をわびます




機嫌をなおした老婆は、さらにアーサーに言う



 「あなたの探しているものを

私はあたえることができる」、と




ただし、これも条件があって

老婆は



答えを教えるかわりに

若くて健康で立派な騎士を自分の夫に欲しい





と言います



アーサー王はせっぱ詰まっていますから

後先考えずに約束して

答えを教えてもらいました











どんな答えだったと思いますか?




あとで答えは出てきますので考えていてください










 さて

翌日アーサーは邪悪な騎士の城に出かけます



邪悪な騎士がでてきて

「答えを見つけたか。言ってみろ!」






アーサー王は










「愛!」











なんて言います


これ、不正解です




不思議なルールなんですけど

何度答えを言ってもいいみたいなんです



それで



アーサーは老婆に教えてもらった答えを最後に残しておいて

それまで聞いてきた答えを全部言うんですね




邪悪な騎士は

「違う 違う」

と言いながら上機嫌



アーサー王の答えがつきたところで

「では、約束どおりおまえの王国をいただこう」






アーサー、「ちょっと待った!」





そして

老婆の答えを言いました






何だと思いますか?

これが…














 「自分の意志を持つこと











わかりますか?

このすごさ




いまから700年から500年くらい前の時代につくられた物語ですよ




すべての女性がもっとも望むことは、自分の意志を持つこと




現代の日本でも共通しそうです




最近

夫が家の中で妻やこどもに暴力を振るうのが明るみになってきています




ドメスティック・バイオレンスです








皆さんの奥さんや彼女さんは

自分の意志を持っていますか?








現代女性の生き方見てても

結構考えさせられる答えだと思います







 邪悪な騎士は

「くそっ、さてはあの女に教わったな

あいつは、俺の妹のくせに…」




とか言って悔しがりました




実は、答えを教えた老婆は騎士の妹だったんです

なぜかわかりませんが






 こんなふうにしてアーサー王は1年ぶりに宮廷に帰還します

円卓の騎士たちも大喜びなんですが

肝心のアーサー王が暗いんです






醜い老婆との約束が残っているからです




約束はしたものの

あんな醜い老婆と若くて立派な騎士を結婚させなければならない

ああ、やだ

どうしたもんだろう

誰と結婚させようかと悩んでいるわけです





理想的な中世の騎士は必ず約束を守るものですから





 暗く沈んだアーサー王を見て

心を痛めたのがガウェイン卿です



やっと、登場です





「王よ!あなたの悩みを私にも分けてください。」




アーサー王は、これこれこんな事情で、と説明します




当然の展開として、王に忠義なガウェインは

「私が、その女の婿となりましょう。」

となるわけです





 アーサー王は

自分の甥でもあり見目麗しく若く健康なこのガウェインを

あんな不吉な老婆と結婚させたくない






何も、おまえが…

と反対するのですが

ガウェインも言いだしたら聞かない




 結局

ガウェインが老婆の夫となります






 さて、仲間の騎士たちが

暗い森から老婆を連れてきて

宮廷で結婚式です



他の騎士たちは

みんなおもしろ半分でガウェインをからかうんです




だって、新婚の妻は

世にも醜い

顔をそむけたくなるような老婆ですよ



ガウェインも、何の愛もあるわけじゃない

王を嘘つきにしないための結婚ですから

ちっとも幸せじゃない



だから、式だけで披露宴はなし

やがて、お約束の夜がやってきます

 新婚初夜です







部屋には新郎新婦の二人きり

ところが

ガウェインはというと

花嫁に背中を向けて

「はぁーー」って、ため息ばかりついているわけです


花嫁の顔を見ようともしない

まあ、気持ちは分かります



すると

この老婆の花嫁が正面切ってガウェインに問いかけます






 「わが夫よ

あなたは新婚初夜というのに

わたくしを見ようともなさらず

つまらなそうにため息ばかりついておられる

なぜですか?」





 「なぜですか」って

すごいですね

わかるでしょうにね





 また、ガウェインも気持ちいいくらいにはっきり答えます


 「俺が、ため息ばかりついている理由は三つある

ひとつ、あなたが老人であること

二つ、あなたが醜いこと

三つ、あなたの身分が低いことだ」





 それを聞いて老婆は

反論するんです

こうです




「ひとつ

確かに私は年老いているが

それだけ人よりも思慮が深く知恵に富んでるということです

決して、悪いことではありません



二つめ

妻が醜いことは

夫にとって幸運です

なぜなら

他の男が言い寄ることを心配しなくてもよいから



三つめ

人の価値は生まれや身分で決まるものではありません

魂の輝きによるものです」




良いこと言いますよね







 ガウェインも

まあ素直な男だから

そんなものかしら

と思ってふっと振り返って花嫁を見ると





なんとそこにいるのは










輝くばかりの美しい乙女だったんです









 「おまえは一体何者だ?」

と驚いてきくガウェインに花嫁は答えます




 「実は私は悪い魔法使いに魔法をかけられて

老婆の姿に変えられていたのです

二つの願い事がかなわなければ

もとの姿に戻ることができません




立派な騎士を夫にするというひとつの願いがかなえられたので

私は一日の半分をもとのこの姿で過ごすことができるようになりました



 もとの姿でいられるのは

昼がよいですか?

夜がよいですか?




わが夫よ



お選びください!





 ガウェインはこういいました




「その美しい姿は

二人だけの夜の時間に見せてほしい


できれば


その美貌を他の男たちに見られたくはないものだ」





 独占欲強いです





私もおそらくこう答えます





それに対して

花嫁も自分の意見をはっきり述べます





「女というものは

他の殿様方やレディとお付き合いするときに美しい姿でいられたら

それはそれは幸せなんですよ」






 それを聞いて

しばらく考えたあとガウェインは言います










 おまえの好きにするがよい!














 すると

花嫁が満面の笑みをうかべて言いました








「たった今

二つ目の望みがかないました

私は昼も夜ももう老婆に戻ることはありません!










 わかりますね

二つ目の願い事がなんだったか






そう!











 「自分の意志を持つこと











 彼女は夫ガウェインによって自分の意志を持つことを許されたんです













 これが「ガウェインの結婚の物語」です

本だとわずか5ページくらいの話です






でも、ものすごく深い思想が込められていると思いませんか?





さっきも少し触れましたけど

現代日本だって通用する中味ですよね




この話の女性は思いをはっきり口に出してすがすがしいです

ここに一つのヒントがあるように思いますね






 男性の方!

女性にもてようと思ったら

これですね




「すべての女性は自分の意志を持つことを望んでいる」




ここが、基本ですよ





まあ、少なくとも

ガールフレンドのことを「俺の女」なんていう男はダメです

私も大嫌いです




 男女だけでなくて

「人権感覚」だと思います





 この話を含むアーサー王物語は

12世紀から14世紀くらいにイングランド

フランスあたりで誕生して

今のような形になりました




ヨーロッパ中世の騎士の精神世界が見えて楽しいです






歴史って、面白いんですよ

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今回は歴史の話

少し長いですが、呼んでみると面白いと思いますよ







世界で最初に生まれた文明はメソポタミア文明です

メソポタミアとは川のあいだという意味で

ティグリス、ユーフラテスの二つの川にはさまれた地方をさします

現在の国名でいうとイラクです

以前はサダム・フセイン大統領で有名です


このメソポタミア地方の川下

河口付近にはじめての文明ができます

文明をつくりあげたのはシュメール人といわれる人たちです

この話は紀元前3500年くらいですので

世界3大宗教のひとつ「ユダヤ教」を作った

ヘブライ人(現在のユダヤ人)

が現れるよりも2500年位前の話です




このシュメール人が残した粘土板に

『ギルガメシュ叙事詩』

といわれる物語があります



この中には聖書のいろいろな話の元ねたがあります

旧約聖書に出てくる

「アダムとイブの話」
「ノアの箱舟の話」
「バベルの塔の話」

なんかがそうです




 そして

ギルガメシュ叙事詩の話をもう一つ

聖書の元ネタといったんですけど

映画の元ネタにもなっています


「もののけ姫」見ましたか

私、DVDで何回も見ました




以前、大流行したから見た人も多いんじゃないでしょうか?




あれの元はギルガメシュ叙事詩です





5000年前のシュメール人の物語が現代人に訴えるパワーを持ってるんです





ギルガメシュ叙事詩の前半にこんな話があります




「  当時からメソポタミア地方は森林資源は乏しかったらしいです

英雄ギルガメシュは町を建設するために木材が欲しい

そこで、有名な
レバノン杉

そのレバノン杉の森に木を採りに出かける

ギルガメシュは親友のエンキムドゥという勇士とともに旅立つんです

祟りがあるから止めとけ、という周囲の制止を振り切って

ギルガメシュとエンキムドゥはレバノン杉の森にやってきて

その美しさに立ちつくす

美しさに圧倒された二人は呆然と森を見続けます



しかし

ギルガメシュは気を取り直してこう思った




「この森を破壊し、ウルクの町を立派にすることが、人間の幸福になるのだ」




森の中に入っていくとそこには森の神フンババというのがいて

森を守るためにギルガメシュたちと闘うんですが

最後には森の神はエンキムドゥに殺されてしまう




フンババは頭を切り落とされて殺され

エンキムドゥは「頭をつかみ金桶に押し込めた」





その後、エンキムドゥは祟りで別の神に殺されてしまうんですけど  」






 「もののけ姫」と同じですよね

エンキムドゥが「たたら場」のエボシ様

フンババがシシ神、首を落として桶に詰めるところまで同じ






ギルガメシュ叙事詩では

フンババが殺されたあと「ただ充満するものが山に満ちた」と書かれています



「もののけ姫」では、シシ神の体から流れ出たどろどろのものが山を焼き尽くす



宮崎駿の解釈なんでしょうね








エンキムドゥは祟りで死にますが

エボシ様は、狼の神モロに片腕を食いちぎられるだけですんでいますがね

この辺、優しい解釈ですよね





人間が文明を発展させれば、必ず自然を破壊する

森を破壊しなければ生きていけない

しかし、森を殺せばそれは必ず人間(人類というべきかも)

にそのしっぺ返しは来る

どうすればいいのか

森とともに生きる道はないのか

と「もののけ姫」ではアシタカが苦悩するまま

解答なしで終わります




5000年前にすでに、自然破壊の問題が起こっていたんです




 

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買ってみました

といってもお金を出したのは奥さんです

実家でナショナルのジョーバというのがあって

かなり動きが気に入ったので買おうと思ったら12万もしたので

あきらめていたら

見つけました





なんと

29800円です




08-04-23_001.jpg









早速使ってみたところ

実家のジョーバとあまり変わりません

微妙な動きが実家のほうはかなりバリエーションがあるので

飽きないといえますが

私はどちらでもいい感じです

そのくらい、「この価格ですごい動きだ!」と感動しました





08-04-23_002.jpg









1セット15分なのですが

最強の動きにすると

まさに暴れ馬に乗っている感じです

テレビを見ながらできますので

しばらくがんばってみたいと思います





08-04-23_003.jpg




←結構でかい






08-04-23_004.jpg




←ボタンは二つだけ、電源と強弱のみです
























拍手[0回]

年収2000万以上の個人事業主の人





 そんなにお会いする機会が

 多いわけではないのですが。。。(;一_一)




 例えば、外資系の税理士事務所で

 働く税理士さん等が例です









 いやね、実際にお会いすると

 アメリカのドラマの世界みたいなんです!







 東京の丸ノ内や六本木の高層ビルで

 働いていてスッゲ~かっこいい!! 
 




   なんとなくですよ(^_^;)





 



 マンション経営は、どちらかというと

 初心者的な投資手段です






 アクティブにお金を運用する方々は

 もう少しリスク商品を選択します





 税理士や弁護士の先生方は、素人が手を出せないような

 投資をやっていそうなイメージもなくはありませんが






 実はマンション経営をしている方は

 非常に多いのです









 なぜでしょうか?





まず、年収が2千万円以上ある

 という事がポイントです








 実は、年収が2千万円あると所得税と

 住民税をあわせて500万円近く納税

 している計算になります







   サラリーマンの平均年収です。。。(;一_一)






 3千万円以上の年収がある方は

 なんと1千万円以上の納税額です!!







 日本の累進課税の税制度だと


 最高税率帯の場合、給与が増えた分の

 半分が税金になってしまうのです









 3千万円の人の給料が

 100万円アップしたとしても
 




 その内半分の50万円は

 税金になってしまうわけです





 この納税額をなんとかしようと

 考える方が多いのです
 



 2千万円以上の高額所得者が

 マンション経営をした場合





 最初の3年間だけで、約200万円

 くらいの税金の戻りが期待できます






 この効果は大きい!!



200万円も税金に戻りがあれば

 多少のリスクは回避出来るでしょうし







 繰り上げ返済をして

 返済額を下げる事もできます








 まっ、高額所得者の個人事業主の方は


 『そんだけもらってんだからさぁ 老後の心配なんかしなくたっていいんじゃないの?』


 というご意見もおありでしょうが...








 実は心配しているのです






 なぜなら、個人事業主であるという事は

 つまり!国民年金しかないのです


 (※弁護士や税理士の場合は、専用の年金基金があるみたいです。)







自分が生きている間はもちろんたくさん給料がありますので


 裕福な生活も出来るし家族を養っていけると思うのですが







 もし、万が一の事があったら大変ですから

高額所得者とはいえ 家族を守る手段は必要です






 マンション経営はそのような人達の

 保険かわりによく使われるのです









 たくさん給料ももらって、将来のために

 マンションを何件も持つなんて...


 ちょっとズルイ。。。(;一_一)



 いや、スゴイ!!!

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「日本の住宅は高いと言われますが、欧米など、海外の住宅は比較的安いのですか?」





こんな質問がよくセンチュリー21の集まりでされます

センチュリー21というのはアメリカの会社です

国連加盟国192カ国のうち52カ国にはセンチュリー21があります




その数は










8400店舗を超えています

そこで働く営業スタッフは15万人です







すごい数ですね








いろいろな店舗があります


ファンドなどの投資向けの会社から

都心ビル等の売買の会社、マンションのデベロッパーや賃貸のみの会社

リゾート物件の紹介の会社、建設会社、etc

数えたらキリがありません







日本の年間の成績発表会なんかは3000人以上の人が集まります












話は戻りまして、センチュリー21はアメリカの会社です

海外の不動産の話はとても頻繁に出ますし専門の会社もたくさんあります




そこで上記の質問がよく出るんです







私が把握している限り

家の価格で見ると、サンフランシスコ近辺の不動産は東京より高いです

最低でも75万ドル、100万ドル以上の家も普通です

家の大きさが違うので一概にどちらが高いとは言えませんが




ヨーロッパの主要都市では

不動産は相当高いです

家の大きさも日本と比べそれ程大きくないと思います




日本でも東京と地方の家の値段は違います

それと同じで、海外にも不動産の高い地域、安い地域がありま







先日

ダイアモンドで

東京近郊と海外の主要都市近郊での不動産価格比較をやっていました

東京を100とすると

ロサンゼルス300

ニューヨーク500

パリ180

となっていました






従って、日本だけが他国に比べ特に高いという事はないと思います

これが私の結論です













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歴史的に

偉大な科学者や芸術家の多くが



長い時を経て

後の世の人々にようやく評価されるようなことがありますよね






会社を経営することって

少し近い部分があると思います




そのときに評価されなくて

後世に評価されるということは



周りの反対意見にかかわらず

自分の意見を持っていた、ということだと思います






会社を経営していると

「それは可能である」という判断は自分でします

そしてそれをやり遂げるために最善の方法を考えます





そんな時

周りにはさまざまな周囲の声があります








「できるはずがない」

「それは無理だ」

「オレの経験上やめたほうがいい」

などなど





私が会社を設立した当時にはそうした声に対して

少し腹ただしい気持ちがありました

本当にさまざまなことを言う人がいました




面と向かっていってくれる人もいましたし

陰でひどいことを言われたこともありました





今では逆に感謝しています




そうした反発の声が私の意志を硬くし

何とか突破してやろうという原動力として

大いに役にたっているからです







経営者である私は

まず自分の考えを持ち

その上で多くの人たちの意見を聞き

頭の中で必死に考えます




もちろんそれでもたくさん間違いはあるのでしょうが

少なくとも、「このことに関して自分以上に考えている人間はいない!」

と思えるほどにとにかく考えます






そのため 下した決断に


多少の反発の声があっても

自分の決定が覆ることはあまりありません






経営者というのは

様々な人たちから

様々な意見を言われたりします






しかし

仮にそれがどんなに親身な意見だとしても

最後に責任を負うのは自分と株主だけです





没後、幾年か後に評価された科学者や芸術家と違うのは





私を含め多くの経営者の下した判断から成る仕事の数々は

私たちの在命中に間違いなく結果が出るところです






成功にしろ失敗にしろ

そうした決断や

その実行の数々は

私の様な小さな会社の経営者であっても日常です





私は経営者として

まず決めて、そしてやり遂げるだけです






当社の社員に

偉業と言われなくとも








それが最善であると考えた結果であれば

信じて突き進むのみと思います









それは私が決めた道なのですから
 

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新築分譲マンションの話






・・広いエントランスホール

子供が遊べる共有施設

ゲストルーム

ミニシアタールーム







・・・それって得なのでしょうか?









敷地に対する容積率には限界があり

その範囲で建築しています

共有施設が増えれば専有面積が減ります







どちらが増えて、どちらが減っても、

延べ面積の限度は同じです




販売価格が同じなら専有面積が広いほうが得ですね






遊び心でレンタブル比を下げすぎると

狭いマンションなのに割高・・となるのでは?






共有施設の建設費は分譲価格に含まれますし

共有施設の維持費は管理費に上乗せです






来客のいない人にはゲストルームなど不要ですし

子供のいない人には子供の遊戯施設は不要です

それに、今3歳の子供がいたとしても

20年後には大人になっています






ミニシアタールーム?

・・そんなもん最初の1回か2回で飽きるのでは?







共有施設を削り過ぎても味気ないマンションになってしまいますが

過剰な程にいろいろあっても無駄なのです







日々の生活をする中で、ある程度の専有面積は必要です

同じ金額なら、無駄を省いて少しでも専有面積を広くしてくれたほうが親切です






地味でも無駄のないマンションを作り

「買って良かったわ!」という評判が信用につながり

過剰な宣伝をしなくても完売する








・・そんな分譲会社が生き残れば良いと思います

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今日の昼ごはんです


1d1ff5a5.jpg



←これこれ




私はマクドナルドが大好きです






日曜日はうちの奥さんの仕事が休みなので

朝マックの朝食セットを買ってきて

家で一緒に朝食をよくとります

二人とも夜が遅いので

一緒の食事は社長の休日の夜と日曜日の朝、の週2回です


ただ今日は少し起きるのが遅かったため

今日は朝食抜きです

お昼過ぎにおなかはゲキヘリです




今日の昼は「マック!」、と出勤のときから思ってました








1e62fb95.jpg


←今日の昼食





今日はチラシの問い合わせで案内がいくつか入りましたので

お昼をとる時間がありませんでした

このときは14:30くらいです









dc762da0.jpg



←アップ写真です




これはメガマックといいます

単品で380円です

セットだと690円なのですが

これひとつでおなかいっぱいになりますので

私は単品と100円コーラにしました

車中でお昼は取りました

かつやの「カツどん」とほぼ同程度の満足度です





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←食べる直前です





私の出身高校は「早稲田実業高校」といいます

今は国分寺に移って、しかも共学になりましたが

当時は「早稲田」駅で男子校でした

去年、夏の高校野球の甲子園で全国優勝した高校ですので有名ですよね

そう!「ハンカチ王子」こと斉藤投手がいたところです





その高校時代、アメリカのオレゴン州というところに留学していました

「ノースイーストポートランド」というところで

5人家族の家にお世話になっていました

ホームステイです 

その家には双子の5歳の男の子と1歳の女の子がいました



その家のしきたりで、週末(金土日)はお母さんが家事はしないことになっていました

だいたい土曜と日曜はキャンプに行ったりおじいちゃんの家に行ったりと

家にはいませんでした

キャンプのときの家事はもちろんお父さんの仕事です

本当にキャンプ好きの家族でした



話は戻って金曜日の夕食のことなんですが

絶対ファーストフードでした

向こうでは「ジャンクフード」って言います



今週は「バーガーキング」来週は「マクドナルド」という感じで

多少場所は変わるんですけど

毎回ジャンクフードでした

私が好きだというのもありましたけど・・・・・・






その中でも私はマックが大好きで週末が楽しみでした

お母さんも「今日はミツノリ(私)がいるからマクドナルドにしようか?」と気を使ってもらってました

英語では「Because today's supper has ミツノリ, let's make it to McDonald. 」という感じ

この英会話はいつも聞いていましたのでよく覚えています





なんでこんなにジャンクフードがすきかって言うと

普段の食事はそんなにおいしくなかったんです(すみません)







お父さんが払うのは全部で20ドルくらいでした

大体一人4~5ドルくらいで 子供3人で一人前という感じです




私は今年37歳ですので ちょうど20年前です







当時は今みたいなバリューセットが日本にはなくて

アメリカのセットが新鮮に感じた覚えがあります




最近は手紙のやり取りもなくなりましたが

この「マクドナルド」のハンバーガーを食べると

よく思い出します




もう20年たっていますので双子も今25歳ですし

「カトリーヌ」(当時1歳の女の子、当然しゃべれませんでした)は、21才です

あってみたい気もします



マクドナルドのハンバーガーを食べると

私はアメリカの留学時代を思い出します

つまり高校2年生のころを思い出します






昔を思い出すと

私は、あのころ思い描いていた大人になれているかなあ?」といつも思います









皆さんは学生時代になりたかった「大人」になっていますか?

私はそう思えるようにがんばっています!




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←この店です







私が10年間通い続けている店です






「らーめん二郎」といいます





しょう油らーめんなんですが、独特のしょっぱさ、脂っこさで

根強いファンが多い店です

ちなみに決まりがいくつかあります







まず

並んでいる最中に、「大」か「小」を決めなければいけません

店員さんに必ず聞かれますので答えます

そのときに麺の固さの好みがあるときは伝えます

その後に食券を買います


08-04-17_003.jpg


←これです





そして食券を買ったら席に着きます

そして自分の番がきたら好みを伝えます









好みというのは

1、にんにくを入れるかどうか
2、野菜は普通盛りか大盛か
3、味の濃さは濃いめか普通か
4、油は多めか普通か

の4つです






たとえば

「にんにく、あぶら、野菜、ましまし」

とか

「野菜ましまし、にんにくダブル」

とか

「全部!」

とかです








初めての人はどうしていいかわからないと思います

店員さんは面が茹で上がってから好みを聞きますので

もたもたしていると








にらま
れます















そして

好みを言ったら

出来上がりが出てきます



08-04-17_004.jpg


←これです





麺かため、「全部、にんにくダブル」です









言い忘れましたが

このお店の「小」は

通常のお店の
























「特盛り」に相当します







このボリュームで料金は500円です

安いと思いませんか?














この店のご主人は

なんと「慶応大学」を卒業しています



「らーめん二郎」本店が慶応大学がある三田にあるのですが

ご主人はラグビーの練習の後に必ず食べていたらしいんです

大学卒業後、普通の商社に就職したらしいんですが













突然




















二郎に弟子入りしたみたいです







私は昔の会社の上司にこの店を12年前に教えていただいたのですが

その「元上司」も

「会社辞めたら二郎の味を受け継ぐ」

とか言っていました









味のことはほとんど書いていませんが










3回食べたらはまります













いつも行列ができていて大体20分くらいいつもならばされます

山手通りを通っていると異様な行列が目に留まると思います










皆さんも10年通い続けているお店ってありますか?








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住所パワーって知ってますか?

http://www.ichiten.com/

   ↑
これなんですが






非常に面白いです



皆さんのお住まいの住所を入れると




ナント

























採点されます(笑)


いやーしばらくはまりました




不動産にはいくつか「価格」が存在します


皆さんが広告なんかを見て知っている「実勢価格

国土交通省が1/1時点の調査した「公示価格

国税局が決定権をもっていて相続税・贈与税・地価税の
税額を計算するための基準となっている「路線価

都道府県知事や市町村が決定する「標準価格」「固定資産税評価額



AFPなんかが勉強するときはだいたいこの五つの価格です




ただこの住所パワーは




「そんなのぜんぜん関係ありません(爆)」




いわゆる映画館がいくつあるかとか商店街や床屋はあるかとか

一般的な住みやすさで採点します

だからどこの省庁も責任取りません(当たり前ですけど)




皆さんの住所を入れてみると意外と高得点が出たり

意外と低かったり

とさまざまでしたが

面白いですよ




やったことない人は試してみたらいかがでしょう

これ

08-04-17_001.jpg

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先日、横浜のセンチュリー21の社長とお会いしてきました

以前からご高名を伺っていたので一度お会いしたいと思っていました

色々なことを教わって大変貴重な時間を過ごせました

S社長ありがとうございます





もし同じエリアなら聞けないこともエリアが違うため細かいことまで

丁寧に教えていただきました




営業マン上がりの情熱的な方でしたので今後とも営業マンの後輩として

お付き合いできたらと思っています




センチュリー21のいいところはこういうところだと思いました






私も以前大手仲介業者にいましたが

同じ会社といえど

情報交換なんてほとんどないです

物件情報も同じ会社内で隠しまくりでした



考えてみたら

営業マンにとって見たら「社内別れ」も「社外別れ」も一緒ですよね




私が元受の場合

できれば加盟店に決めてほしいです(心情は)

でも最後はやはり価格ですけどね




あと

昨日はセンチュリー21の社長さんが集まって勉強する

「地連塾」

というのがありました


08-04-15_001.jpg



←これがそのときの写真




昨日は本部の隣のベルコモンズというところでした(社長の自宅からバイクで5分くらいでした)

本部にしてほしいこと

現状わからないこと

これからの要望

なんかを本部の社長と話し合いました

センチュリー21の中には基本的にはルールが少ないです

もちろんコンプライアンスや社会的マナーは当然ですけど

それ以外は基本的に自由です

それがいいところでもあり悪い場合もあります

当然 大手術できたらいいのですが

まずはいいところを伸ばし

少しずつ悪いところを改善できたらいいなという会合でした

それなりによかったですよ

新しいホームページの仕組みも説明があり

今度センチュリー21のシステムに入る「マザーズオークション」の説明もあり

大変有意義な時間でした





その後は恒例の宴会です

私はあまりお酒が飲めないですが

センチュリー21のほかの社長さんたちは本当にお酒が強いです

それも売り上げがいい社長さんほど強い気がします

私も負けないようにお酒修行も徐々にしていきたいと思います

今日は中身があまりない報告ばかりでした

日記の代わりです すみませんでした

それでは

 

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08-04-14_001.jpg←ここです








私が以前「溝の口に勤めていたときの一番のお気に入りのお店です

「盛岡らーめん」といいます

その中でも「濃口盛岡らーめん」というのがお勧めで

昔のおいしい屋台のラーメンを思い出させてくれます

08-04-14_002.jpg←昼はサービスでこの4つの中からひとつがつきます








08-04-14_003.jpg←私のお気に入り








このチャーハンはおいしいときとさめていまいちのときがあります

昨日は当たりの日でした

08-04-14_005.jpg←これです








どうですか?

見た目ほどしょっぱくなくて

なんともいえない味わいがたまりません

一口食べただけで

以前のおいしい思い出がよみがえりました

08-04-14_006.jpg








昨日は沖縄風角肉大根もつけて「850円」でした

安いですよね

つけなければ600円だけですよ

一瞬で間食してしまいました

その後店長に「最近来ないけどどうしたの?」と聞かれ

職場が移って今日は大森から来たことを告げると

大変感激していただきました

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昨日と一昨日

久しぶりに

昔の仲間と朝方まで飲みました

本当に眠たいです




2人とも

20代のとき

がむしゃらに働いていたときの仲間だったんですが

やっぱり楽しかったですね



昔の仲間と会うと

なんでがむしゃら時代の話になるんですかね

気がつくと3時過ぎになってました




話は変わりますけど

本当に偶然なんですが

別々に飲んだ二人なんですが

二人とも子供が3人います

私のところは子供がいません



うちの社員も子供がいる社員が二人います

二人とも自分の子供は世界一かわいいといっています

昨日と一昨日飲んだ仲間もそうです



そういえばうちの弟もそんなことを言っていました



私の年代だと大きくても小学生低学年くらいの年なんですが

みんな溺愛しすぎなくらいです




うちも機会があれば

授かりたいですね




住宅業界に携わるものとして

人生を、生活を、楽しむということを

基本的に忘れないようにしているつもりなんですが

溺愛している周りを見ると






子供が必要なのかなという気もしてきました

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そういえば

平成20年度ようやくスタートしましたね

社長の会社は

去年

かなり高い目標を立てたつもりでしたが

何とかぎりぎりで

達成しました(マジで3/30に達成)

以前の会社にいたときの何倍もの契約本数でした






これもひとえに

がんばってくれる社員さんと地元のお客様のおかげでした

本当にありがとうございます






もちろん今年度も

夢に向かってスタートしているのですが

少し今年度の業界予想みたいなものをしてみます








昨年と同様で、人気エリアは全て好調

不人気エリアは何をやってもダメ・・

と思うのですが

一応、下記のとおり予想します



新築マンション・・・

厳しい状況が続きます
1年前に仕入れたマンション用地は、限界ギリギリの高値で仕入れています
高値で仕入れても儲かるはずでした
・・マンションの売れ行きが好調ならです
しかし、売れ行きは悪いです
今から売り出すマンションは
土地取得費が高い事が販売価格に影響します


格安建売・・・

今年こそは倒産する会社もあると予想します
昨年の1年間よく倒産しなかったと思います
仲介業者にいると業者の裏話がよく耳に入ります
工事では手抜きをしたニュースを拝見しましたが
銀行対策や株主対策は手抜かりは無かったようですね
しかし,時間稼ぎは負債を増やす事もあります。


中古マンション・・・

エリアと規模によります
不便な場所の老朽化したマンションは
かなり価格が下がります
そろそろ売主さんも気づいてほしいです
人気エリアのマンションの高値はもう少し続きます


事業用地・・・

都心の商業地は良いですね
マンション用地は高値で取引されると思いますが
その土地を仕入れた会社は1年~2年後に倒産するかも
建売用地も同じです
建売用地は資金繰りのために仕入れる場合があり
その行為は末期症状です。






私の勝手な予想です

軽く聞き流してくれれば、と思います



我々は今の市場にマッチした商品だけを選択して

お客様にセールスすればいいのですが

建売や新築マンションの営業マンには

かなり厳しい時代に入ると思います





当社は今年度もがんばっていきたいと思います

6月末に

また数字の達成のビールで乾杯したいです

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私が前の会社で管理職をしていた時のこと






管理職をしていると、どうしてもうまくいかない時があります

数字が思うように出なかったりすると

自分は管理職には向いてないと落ち込んだりもします 




 

 

以前、本当にちょっと良くない時があり

やる気も失いかけていた時に 

 

奥さんから一言こう言われました 

 

 

 「なんとかなるよ

 

 

運命共同体である自分の妻は、自身も不安なはずなのに 

こう言ってくれました 

 

 

この一言で私は、自分を取り戻していました

 

 

 

 

いい時もあれば、悪い時も必ずある 

 

でも結局は前に進むしかない

 

そんな単純な事を思い出させてくれた 

 

自分にとっての魔法の言葉 

 

 

 

なんとかなるよ」 

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どうしても理解できないこと






どんな企業にも企業内評論家のような人が何人かはいるものです

ただ問題点の発見だけでは評論家にすぎないのですが


自社の問題点をさも人ごとのように言う人がいる




「それならどうしたらいいと思う」と質問すると

「それは上司が考える仕事でしょう」

と こんな返事の始末です







それは自分の仕事ではないと思っている

問題点を指摘できるという点では問題意識があることです

ただ これでは無責任と言われても仕方がない




問題点を指摘しても「うるさい奴」と思われるだけだ

「できる人」と言われるためには

その解決策・改善策までも提示できる能力を持ち合わせることです




反論する資格のある人というのは

それを上回る改善策を持っている人だけです

この人のことを「できる人」といいます




 評論家なんかいらない

職場になくてはならないのは

「できる人」です



ソフトバンク同士の通話料無料のシステムがあります

すばらしいアイデアだと思います

大手のD社がシェア50%の業界なので

言ってみれば中小が大手に勝つ作戦だと思います

思いついた人は何人かいたと思いますが

この新アイデアを上層部に提出して

企画を通すだけの 市場調査力 プレゼンテーション能力 熱意

この3点がそろってなければ

達成できなかったと思います




おそらく上層部の反対はかなりあったと思います





結果はご存知の通りです

この人(複数人だと思いますが)は

「できる人」です





解決策・改善策を提示することは

その人の能力が問われることで

採用されれば責任が問われます




そのためにはいいかげんなことは言えなくなるので

あなたなりに真剣に考えなくてはならない

これは大変なことで非常にリスキーなことでもある









「できる人」とは

上司・同僚・後輩から一目置かれる存在の人は








問題発見と解決策を同時に提示する人です




どうせ仕事をするのなら

そういう人と一緒に仕事をしてみたいです

周りにそう思わせる人

それが必要な人材なのです






評論家の代わりはいくらでもいる

しかし

「できる人」の代わりはそんなにいるものではない




『1つの機械は50人分の仕事をすることができる。しかし、特別に優れた仕事をする1人にかなう機械はない。

One machine can do the work of fifty ordinary men. No machine can do the work of one extraordinary man.
                      
                        エルバート・ハバート
                        Elbert Hubbard
                        (1856-1915 アメリカの教育家、著作家。)

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前回「組織というもの」というタイトルで

日記を書かせてもらいましたら

意外に好評でした






いわゆる上司と呼ばれている人たちから賛同が多かったようです



私はあまのじゃくですので

そういわれると

違う視線からもお話をしようと思います




不動産の営業マンは

数字が良ければ行動の制限が甘くなり

数字が悪ければ厳しくなります




もちろん数字とは個人業績の事です






自分の得意な営業手法で数字を上げるためには

行動の制限がないほうが有利です




しかし

一度でも数字が落ち込めば

上からアレコレと時代遅れな営業手法を指示されます

大好きな上司は多いですよね

社長の前の会社にもいました




ただでさえ落ち込んでいる者に

時代に逆行した営業活動を強制する者は多いようですが

頭には脳のかわりに肉まんでも詰まっているのかも知れません






より落ち込んだ営業マンは

もっと指示をされるようになり

営業活動の見直しを迫られます




時代遅れな営業手法を強制され

より確実に落ちていきます






強制仕事を消化するだけの日々となります

こうやって営業マンは落ちていくのです






1ヶ月ダメだった事がキッカケとなり

つまらぬ指示をされて2ヶ月経過・・

もっとつまらぬ指示をされて3ヶ月経過・・

エンドレスで続きます






しかし

指示通りに動いているのに数字が上がらない場合

直属の上司が無能である事が発覚しそうなものですが・・

そうなる前に営業は辞めます






上司は、「適切な指示をしたのですが

本人にやる気が無く指示に従いませんでした。」と上に報告すれば

上司の責任回避が完結します






私の知る限り

上司に救われた者より

上司に潰された者のほうが数倍は多いと思います






業績が悪いのは自分の指導力不足・・

と思っている上司などいません




自分は有能だが

部下が無能と思っているのです






自分は反省せず部下に反省をさせる・・

これが日本のビジネス社会です

これに慣れないと、いつまでも大人になれません

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今日当社のお客様で

大幅な値引き交渉を希望されていた方がいらっしゃいました




二組のお客様だったのですが

どちらとも

相場をかなり下回る金額を希望されています


おそらく中古物件は価格交渉をすれば

200万から300万くらい軽く下がる

というようなことを誰かに聞いたのでしょう




二組とも購入申し込みはする気があるみたいで

「何とか下げてくれ!」という依頼を現在受けています




不動産仲介の営業は

仲介物件の値引き交渉をする事が多いですね

その値引き交渉額は1000万円の時もあれば

20万円の時もあります






少し高いかな・・と思いながら売り出して

やはり高かったか・・なんて時は

売主に交渉して値下げします



しかし、その値下げした金額から

今回のように値引き交渉が入る事もあります



明らかに相場を下回る要求の場合には

売主様に言う理由すらなくなるときもあります




しかし、注意しなければならない事があります



売主の限界ラインまで値下げをして売り出しをすると

もう幅がありませんので

最終交渉の余地がなくなってしまいます




できれば

購入希望者の要望で下げられる「幅」みたいなものを残しておきたいものです






契約の合意が最終ゴールではありません

契約後や引渡し後に何か問題が発生する場合もあります






例えば・・中古物件の場合ですが

値引きをする際は、「後で何かあっても勘弁してね」という意味で

「現況渡し」や「瑕疵担保責任の免責」は

値引きと引き換えの条件にしておくべきです






無条件で値引きに応じても

何か問題が発生すれば、それはそれ、これはこれ・・

と別の問題として扱う事になりますが

値引き交渉の時に、条件として明確にしておけばトラブルを回避できます




それぞれの損得が絡みますので

値下げや値引きについても

先々の事まで先読み(予想)して交渉する必要があります






値引きとは、契約をまとめるため・・だけでなく

引渡し後の事まで考えて交渉すべき・・という話でした




現在の当社の状況は 

買い側の仲介なので

売り側の仲介との間でさまざまな条件交渉があります




こっちは譲るからあっちは勘弁してみたいな「駆け引き」を駆使して

商談に望もうと思っています



ただ「駆け引き」をするためには

最低限 購入希望のお客様の気持ちは

優秀な営業マンならしっかりとつかんでおきたいものです

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以前、私がサラリーマンでマンションの販売をしていた頃

よくほかの営業マンから聞かれた質問があります…







 

「どうしたらそんなに売れるのですか?」

とか

「何かいいセールストーク教えて下さいよ。」

などというものでした






どうして自分が売れるのかを

私も必死で考えたりしました






考えた結果

当時はよくわかりませんでした




部下を持つようになってからは

どうしたら

私のやっていることが

部下に伝わるのかがわからなくなって

悩んだりしたこともありました




あるとき出た答えは

言葉は1つの道具 常に万能なわけではない

ということでした




別に、何も高飛車に

「私の技術を真似できるわけないだろ!」

というように考えて答えていたわけではありません




ただ

「セールストークをマニュアル化して数字を出すことができたら

誰も苦労しないよ」

とは正直思いました




全ての人たちに

同じフレーズで理解してもらうことは

絶対に不可能だと思います




他愛のない言葉からも

真意が汲めるほど頭のいい人

判断力に優れた優秀な人間ばかりであれば

どのような表現を使おうとも理解されるでしょう



しかし

なかなか現実的にはそのようなわけにはいかないです







今でも気をつけているのは

どのように伝えるのか」です




例えばこうして書いている文章も含め

私が伝えようと思っていることが本当に伝わるものなのか


正直わからないところではあります




しかし



「どのように伝えるべきか」



ということは



伝える際に必ず相手をよく認識しながら話す

ことであって

人とのコミュニケーションの中で最も重要なことであると思います




これがなければ、会話は一方的となり

相手の理解を得ることが困難となってしまいます




そして話し手としては伝えた気になっているものの

実はちゃんと伝わってないという事態も頻繁に起こります




つまり

接客にしろ、上司や部下との会話にしろ



相手に理解や満足を求める以上は

そうした気遣いや工夫が不可欠であると思います







『どのように話すかは、話の内容と同じくらい重要である。判断力を持っている人間よりも、耳をくすぐられて喜ぶ人間の方が多い。』
               
               Chesterfield
               (イギリスの政治家)

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今回は社長が考えていることの話です




私の以前在籍していた会社の仲間たちから

たまに電話があります




多くの電話は

今の会社を辞めようと悩んでる、という話です

同じ人から何度も電話があることもありますし






在籍中にあまり話したことない人からも

電話があります






今の上司が気に入らないのか

休日や業務時間が気に入らないのかは

わかりませんが

正直いうと

あまりうれしい電話ではないです






組織の中には必ずといっていいほど

自分より上の立場の人間や

周囲の環境または組織そのものに対して

不満
を持つ者がいます







時々思うのですが

特定の集団の中に属すると

世界はその集団が全てと感じてしまうことがあります






実際に私も思い返してみれば




特に学生時代などは

自分のクラスや

広くても通っていた学校が

世界の全てであったようにも感じます





そして、当時起こった出来事を振り返れば

その時に物凄く落ち込んだり

悲しんだりしていたような問題や悩み事の数々も

何故そんなことで悩んでたのかなと思ってしまいます



そう思うことができることの半分は

おそらく時間の経過だと思います

経過した年月が過去を思い出にしてしまうものなのかもしれません






そしてもう半分は

当時と比べて世界が広がったからだと思います










しかし

会社組織ともなれば、学校と違い、終わりがなく

思い出にしてしまうわけにはいきません




会社を辞めたり、辞めさせられたり

また努めていた会社が倒産でもしない限りは

学校とは違い

かなりの年月を変わらず

同じ組織の中で過ごさなければならないです





また、生活がかかっていることから

そこから容易に逃げ出すわけにもいかないものです

自分が支える家庭があれば尚更です






そのような環境の中で不満を抱える事自体

非常に不幸なこと
のようにも思えますが




私たちは

学生時代とは違い、歳をとった大人でもあり、子供と違い

一個の自立した存在でもあるのです






「そこに入るのも、出るのも

根本的に自由」
なわけです









全ては自分の意思で決定できるものなのだと思います










また、大人であるが故に

「環境とは与えられるものでなく、自らが創造するものである」

ことも自覚しなければならない
と思います





与えられた環境に対し、不満を言うのは非常に簡単なことです








確かに、満足のいくような環境を求めて、

転々と渡り歩く人生もあるのかもしれません





また、それに対し否定する気もまったくありません




しかし、組織とは常に個の集合体なわけです




あらゆる個性がそこに存在する以上

なかなか自己満足に至るような環境を探すことは困難でしょう






また、仮にそのような環境に巡り合ったとしても


今度は自分が異分子として不満の対象になってしまうかもしれません








何故なら、それほどの意心地の良さを

創造した人間はあなたではなく

あなたは

創られた環境を求めに来ただけだから
です









そう考えれば、今ある不満に対して向けるべき矛先は

他人ではなく自分である
ことに気づくべきなのです






その不満を脱するために

自分の満足のいく環境を創造するために

一体何ができるのか?

また何をすべきなのか?


を考えるべきなのです






組織の中で、ただ不満を抱くということは

裏を返せば




他人の支配を受け入れることを

知らずに選択したも等しい
ことなのです






私たちは家畜ではありません

人間です






自分の意思で物事を決定する能力がある
のです

ユートピアが欲しいのならば、自らで創造すればいいのです








私は自分の意思で会社に入り、自分の意思で会社を去りました









そして、今

小さいながらも会社を創業し経営しております




経営者として、自分の理想実現のために

いろんなアイデアを働かせ

環境を創造することに努めていきたいと考えています






経営者である以上は

当然に与えられるような環境はなく

自らがその環境を創造しなければならないのです






そして

私はそれこそが経営の面白さであると実感しています




Control your destiny,or someone else will.

自分の運命は自分でコントロールすべきだ
さもないと、誰かにコントロールされてしまう

 ジャック・ウェルチ
   (1935 アメリカの実業家・元GE会長)







未熟ながらの私の精一杯のアドバイスです

参考になった方がいらっしゃればうれしいです


それでは

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不動産仲介会社経営
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