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センチュリー21という不動産会社の加盟店の社長が書いているブログです
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先日受験した日本会計コンサルタント協会の信託活用アドバイザーの認定試験に合格しました

 

私の次の名刺からは相続アドバイザーのほかに信託アドバイザーの名称もつけます

 

よく信託と相続って何?

信託銀行と普通の銀行はどう違うの?

って質問されます

 

信託は、

委託者(財産を預ける人)

受託者(財産を預かる人)

受益者(財産の恩恵を受ける人)

 

イメージは、昔の人が戦争に行くときに自分の財産を友人に預けて

「戦争中は連絡が取れないからあなたの判断でこの財産を管理しながら私の息子を養ってほしい!」

 

この依頼が信託契約です

 

私が感じたのは二つのことができるというのが信託の特徴です

 

一つが連続受益型信託です

 

信託はその受益者が死んだ後の次の受益者を指定することができます

 

例えば、私が信託会社に財産を預けて

「私が死んだ後に財産は奥さんに渡したい、奥さんが死んだら私の弟に、弟が死んだら私の孫に渡したい」

こういうように自由に法定相続に縛られないで設定することが可能です

 

よくあるケースが、

本当にお世話になったのは息子の嫁だけど相続では息子の嫁に財産を渡すことはできないので信託を活用する、というケースです

 

性的マイノリティの方も活用できます

(全体の7%はホモやレズなどの性的マイノリティと言われています)

 

「男性である自分が死んだあとは彼氏に財産を渡すが、その彼氏が死んだあとはその奥さんに渡さないで自分の家族に戻す」などです

 

もう一つが使途制限のための信託です

 

こんなケースに使います

「自分の財産を息子にあげたいが、息子にあげたらすぐに使ってしまうかもしれないのでその後の生活が心配だ」

よくあるケースです

 

日本は所有権絶対の原則がありますので

もらったものをどう使おうがその人の自由です

 

極端な話、財産を譲り受けた次の日にすべてアフリカに寄付してもいいわけです

 

しかし、財産を上げた人の意思を尊重するには使途制限が適切だという考え方です

 

例えば受託者(信託会社など)から「財産の中から毎月20万渡す」なんていう使途制限が付けられます(財産処分権を渡さないっていうのもあり)

 

どうでしょうか?

 

こういうことは信託銀行に相談しても資産が30億未満の人は相手にされません

 

また信託銀行は自分の銀行の融資が絡まないと動いてくれません

(高い事務手数料は取りますが)

 

まずは信託銀行出身で相続や信託に強いスタッフがいるような不動産会社に相談されてみたらいかがでしょうか?(例えばラスターとか(笑))

 

 

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今年から毎日5枚社員さんにありがとうカードを書いています
三日坊主にならないように投稿してみました

社員さんの仕事がお客さまを最高に幸せにすることなら私の仕事は社員さんを最高に幸せにすることだと思います
何をすればいいかは実はまだわかっていませんが、感謝を形にすることから始めてみます

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ラスターハウスの中村光徳です

私は以前
投資マンション会社、
一般住宅会社、
信託銀行不動産部
に在籍していました。

最近投資に関する質問が多いので
私なりの投資に対する考えを皆さんに伝えます。

投資に関するハードルが少しでも下がれば幸いです。

お話は
1、今の時期になぜ買うのか
2、買ってはいけない物件とは   の2つです

今回は今の時期に買う理由をお伝えします。

 皆さんご存知のように東京はある意味、世界一の都市です。
都市別GDPは
2位のニューヨーク、
3位のロサンゼルスを抑えて
第1位をずっと続けています。

人口は1300万人を超え
世帯数は650万世帯、
そのうち単身世帯は300万世帯です。

そして現在の東京の単身者向け住戸は100万戸
と言われていますので、
単身者向け住戸は現在大幅に不足しています。

日本は空き家問題という大きな問題を抱えていますが、

東京は
生涯未婚率、
初婚平均年齢、
離婚数
のすべてが全国1位です。
正直これからも加速度的に東京の単身者数は増えていくと思います。

私がまず言いたいのは
需要と供給のバランスを見るのなら、
今は住居が余っているとか人口が減っているとか、
全体像で見るのではなく、
投資のターゲットとして最適な
「単身世帯」で見るべきだということです。

 次に金利の話です。
日本は金利が高いという人がいます。
これは「名目金利と実質金利」
という経済学の話になりますので少し説明します。

現在はいわゆるデフレですから
毎年モノの価値が下がっていきます。
今年の100万円よりも来年の100万円のほうが
たくさんモノが買える状態のことをデフレと言います。

今年100万円の価値のモノを
無利子で100万円借りて購入したとします。
デフレ経済の中では
その購入したものは来年98万円になります。
ここで売却すると
2%の金利を払っているのと同じになります。
実際は借りている金利と
デフレで下がった価値の差を払いますので
実質は5%前後の金利と言えます。
これが実質金利の考え方です。

3000万円のマンションを名目金利1%で
頭金なしで購入すると35年返済では
月々8万円強で買えますから、
確かに低金利かもしれません。
購入した時には実質金利は低いままです。

しかし実質金利は売却するときにかかります。
売却するときに2500万円になっていたとしたら、
名目金利にプラスして
500万円分の金利を払ったことになります。
デフレ経済の中では500万円という
約20%の下落分を売却時に支払うことになります。
これが名目金利との違いです。

しかし皆さんご察しのように東京は違います。
個人的に私は
平成12年に恵比寿の85㎡のマンションを約6000万で買いました。
若干26歳でした。
現在売りに出すとすると
築15年の85㎡の恵比寿のマンションは
8000万以下では購入は難しいです。
減価償却を考えると
居住用財産の3000万控除をオーバーするかもしれません。

都心部のマンションを15年保有して
価格が下がるというのは現場で働いている我々からすると
絶対に考えられません。
必ず上がります。(ただし場所によりますが)

つまり東京の不動産は価値が下がりづらく
デフレ経済の中でも、
名目金利だけでなく実質金利も安く購入することができます。

私は現在45歳、1971年生まれで
「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティと同じ年です。
ちなみに有名人で言うと今話題のイーロンマスクも1971年です。
(アイアンマンのモデルと言われていますね)

ピケティは200年分のデータの中から
経済成長率よりも資本収益率のほうが
はるかに高いと言っています。

つまりあなたの年収が年々上がってくる率よりも
資産が生み出す収益のほうが高いと言っているのです。
年間経済成長率0.5%の日本で頑張るよりも
5%の利回りの収益のほうが生産性が
はるかに高いという考え方です。

ピケティは普通の人は頑張って能力を上げるよりも
資産を持つことのほうが
生涯所得を上げられると言っているのです。
(新入社員にあまり話したくない事実ですが)
有名な図式は

r(資本収益率)>g (経済成長率)です

 現在の平均生涯年収は、
いろんなデータがありますが
仮に1億8千万円だったとします。

この生涯年収を上げるにはどんな方法がありますか?

資格を取る
転職をする
今の会社で実績を出して人よりも早く出世する
株式投資をする
ギャンブルにかける(笑)

これらはどれも正解かもしれませんが、
せいぜい成功率が5%というところです。

しかもデフレ経済の中では
将来的にこの生涯所得額はかなり減ってくるはずです。

すぐに1億5千万を割ってくるはずです。
後進国からの移民を受け入れれば一気に減ります。
現在、地方の医療や介護の現場での人手不足を考えると
移民政策は避けられません。

毎年春闘で自身の生産性を考えずに
「給与を上げろ」
と叫んでいる家電メーカーの中年サラリーマンと、
1年で50万円フィリピンの実家に送ることができたら
実家にいる家族8人が生きていける
という切羽詰まった状態で日本に来ている
フィリピン人の看護婦さん
この二人はどちらが真剣に働くかという話です。

企業は必ず移民で収益性を量ります。
そうなると日本の生涯年収は必ず下がります。

しかし企業が一般の人に払う生涯年収は下がりますが
その中で生涯所得を上げることは可能です。

それが資産を持つことなんです。

金持ち父さんも
「金持ちは資産を買い、貧乏人は負債を買う」
と言っています。

資産とは、
持っていると財布にお金が増えるもので
負債とは持っていると財布からお金が出ていくものです。

この論理で言うと居住用の住宅は負債になります。

簡単に言うと30年で3000万円の家賃収入が得られる物件を、
生涯金利込みで2000万円で手に入れられれば
生涯年収は3000万上がり、
生涯所得は1000万増えます。

これを5個持つと生涯所得は5000万増えます。
5000万円というと1流大学と高卒の違いですね。(笑)

なら30年で3000万というのはどんな物件でしょうか?
年間家賃が100万円の物件です。
月の家賃が8万4千円の物件です。
私たちのエリアなら1DKのアパートです。
間違いなく金利込みで2000万円以内で買うことができます。
1階が4世帯、2階も4世帯の1DKのアパートなら
1つもつだけで生涯年収が2億4千万円です。

会員登録すると当社の物件情報が全部見ることができます
http://www.lastarhouse.co.jp/register_temp.php

これが私の収益物件に関する考え方です。
もう少しほかの話題
(オリンピック、地震、道州制、これからの金利、地価下落)
にも触れたかったんですが
思ったよりボリュームが出てしまいました。

興味を持った方がいたらぜひ質問してください。
なおデフレというのは
天災のように考えられてる方もいるかもしれませんので
一応言っときますが
デフレは日銀の政策です。
日銀がお金を刷ればすぐにインフレになります。
インフレになると持っている不動産はどうなるのか
という話はまたの機会にしておきます。

次回は絶対購入してはいけない物件についてお話しします。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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ラスターハウスの中村です。
先日の
「なぜ今東京の投資物件を買うべきか」
https://www.facebook.com/century21lastarhouse/posts/1201762256571842
についての続編をアップします
今回は「絶対勝ってはいけない3つの投資物件」です

購入してはいけない収益物件について
前回の「なぜ今投資物件を買うのか」については
調子に乗って長文になってしまいましたので
今回は短めで行きます。
私は現在のデフレ経済の中では
都心の収益物件を絶対購入したほうがいいと思っています。
しかしほとんどの人は「将来のために購入したい!」と思うと
私から見ると買ってはいけない物件を買ってしまいます。
少しでも役に立てればと思って私の考えをお伝えします。

1、地方の物件、人気のない物件
利回りを重視しすぎて空室リスクの高い物件を購入してしまうということです。
私たちは広告に「満室想定利回り○%」と記入します。
これは、もし全部の部屋に賃貸が付いた場合
年間家賃が物件価格に対してどのくらいの比率かということです。
群馬のアパートなら簡単に利回りが15%を超えます。
しかし渋谷の賃貸マンションならせいぜい3%の利回りです。
だから群馬のアパートがいいという考え方です。
そもそも地方や人気のない物件は満室になりません。
これらの物件の満室想定利回りは全くあてになりません。
しかも出口も見つからないです。
出口というのは将来売却する場合のことです。
区分所有物件(一部屋の物件)であれば表面利回りと言います。
1年間ずっと借り手がいたとしたら○%です、
といういい方が表面利回りです。
もし投資をするなら必ず賃貸が付く物件でなければなりません。
駅から近かったり、
主要都市が近かったり、
環境が良かったり、
とニーズがある物件です。
周りの物件に空室が多ければ買わないほうがいいでしょう。

2、リフォーム費用が掛かりすぎる物件
不動産投資というのは、
お客さんが借りてくれる物件を作って
それを貸し出し年間家賃をもらい続けることです。
物件のイニシャルやランニングが低く、
家賃が高ければ高利回りになり、
物件のイニシャルやランニングコストが高くて
家賃がそれほど高くなければ低利回りになります。
つまりお客さんに貸し出すまでにかなり高額なリフォーム費用を要したり、
水回りや配管のような費用の大きなリフォームが次々とかかれば
家賃の収益性が低くなります。
そうなっては表面の利回りと実際の利回りの差が大きくなります。
古くて木造の物件は買わないほうがいいのでは?と思うことが多いです。

3、年々家賃が下がってくる物件
これは人気のないエリアということです。
地方は大変な過疎化が進んでいます。
日本の人口は年々下がり、
東京だけが年々人口が増えています。
この傾向は大きな政治改革でもなければ止まりません。
つまり地方はさらに人口が減り、
東京はさらに人口は増えてきます。
これは東京の中でも起こっている現象です。
いわゆる住みたいまちランキングや居住満足度ランキングで上位の街の物件や
病院や学校、買い物施設や都心へのアクセスがいい街の物件は
町の人口が増えているので古い物件でも家賃は下がりづらいです。
しかしどことは言えませんが年々家賃が下がっている物件は確かにあります。
その街の不動産会社はそのことを教えてくれません。
そういう町で買ってしまうと
当初立てた生涯家賃収入計画が大きくずれてしまいますので
購入しないほうがいいでしょう。

この3つが投資をするときに購入してはいけない物件です。
しかし私の話を聞いてから
「いい物件があったので自分で探して買ったよ」
という人たちはだいたいこの3つが揃った物件を買っています。
やっぱり利回りが高いとい物件のように感じてしまうからですね。
投資をするときはぜひ不動産のプロの指導の下に検証してください。
まとめると
人気のある街で比較的大きく新しい都心の新しめの物件が買うべき物件です。

最後に
日本には宅建業者(不動産や)が12万社あり、
そこで従事する不動産業界従事者は55万人います。
しかし不動産業の業態は多岐にわたります。
居住用物件の賃貸や売買、建築、区画整理、デューデリ、土地開発など
数え上げればきりがありません。
その中で投資に携わるプロは全体の1%もいません。
55万人の中だと5千人くらいでしょうか。
その中で本当にお客様の役に立てるプロフェッショナルは30%です。
ぜひその30%(1500人)に出会って生涯所得を増やしていきましょう。

最後まで聞いていただきありがとうございました。
(また長くなってしまってすみません)

http://www.lastarhouse.co.jp/register_temp.php

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みなさまあけましておめでとうございます
 
代表の中村です

昨年は700件目のラスターハウス売買契約がでました

10年間本当に地元に支えられてやってこれました

これからはラスターの素晴らしいスタッフとともに地域の皆様に役立てる会社にしていきますので、どうか末永く見守ってください

今年度も365日営業しています

よろしくお願いいたします

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親愛なるラスタースタッフの皆様へ

 今月も寒い中ラスターのお客様に貢献していただきありがとうございます。特にサンタの格好をしたり町の人に声をかけていただいたり、12月は一生懸命貢献していただきました。改めて皆さんの頑張りに深く感謝申し上げます。

 12月ももうすぐ終わります。この手紙を書いている本日は25日、クリスマスです。あと今年も一週間です。本当に時のたつのは早いですね。2016年は皆様どんな年だったでしょうか?年初に立てた7つの目標はどれくらい達成しましたか?やっぱり「なりたい自分になる」というのは大切ですね。私は社会人になりたてのころたくさん夢がありました。以前の夢ノートに書いてあったことですが「年に1回くらい海外旅行に行きたい、長期の休みもとりたい、仕事も頑張り後輩にとってあこがれる先輩になりたい、部長になりたい、素敵なマンションに住みたい、仕事以外の新たな友達がたくさんほしい、新たな資格にいつも挑戦していたい、etc」数えればきりがないくらいたくさんありました。皆さんはどんな30代、40代、50代、老後を迎えたいですか?どんな仲間と、どんなことを語り、どんなことを大切にして、どんな時間を過ごしていたいですか?私の尊敬する田舞代表は、人はなりたい自分に必ずなれると言われています。こんな自分になりたいと強く思うことは大切ですね。それはこんな風にはなりたくないという気持ちよりもはるかに大切です。

 さて現在のラスターは創業期、成長期、成熟期、衰退期の中のどれに当てはまりますか?成長期というのは次々に新しいことにチャレンジしていくみたいです。成熟期というのは新しいことはなくなり現在の商品や人材やサービスが充実してきます。そして衰退期はそれらが通用しなくなります。ですから衰退期のことを第2創業期という人もいます。何年後かに私たちの後輩は2016年のラスターをどんな時代といいますかね。あの伝説のトップ営業マンの木村さんが入社した年とか世界ナンバーワンプレイヤーの柏山さんが初めてリーダーになった年と言われてるかもしれません。本当に未来はわからないものです。私は20年以上この業界にいても誰が伸びるかなんてさっぱりわかりません。あの人がこんな売れるようになるなんて信じられなかったなんて言うことは日常茶飯事です。

 ラスターハウス11年目の私の現在の本気の願いは「皆さんが本当にラスターと出会えて心からよかったな」と思ってもらうことです。こんなことを言ったら弊害かもしれませんがお客様はその次です。私にとって皆さんが一番大切です。そのためのキーワードは3つです。それは、「成長、承認、やりがい」の3つです。成長とは昨日できないことができるようになることです。承認とはラスターの仲間やお客様から必要とされ続けることです。やりがいとは皆さんの志事が誰かの役に立っていると実感できた時に起こります。皆さんの家族や友人に自分の仕事を誇り高く伝えられるようになることでは?と感じています。皆さんにとってラスターがその3つが感じられる会社になったとき、私の夢である「行列のできる不動産会社」に一歩近づきますよね。今月、そして2016年もありがとうございました。皆さんとの出会いをいつも心から感謝しています。

ラスターハウス代表取締役 中村光徳

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二日間コアコンピタンス研修を受けてきました

学びの仲間に共有します

他社に負けない自社独自の絶対優位性
いつか手に入れたいものです

田舞代表
コアコンピタンス経営しか生き残れない
1、これから迫り来る中小企業の課題
2、中小企業は差別化しかない
3、差別化の源泉となるコアコンピタンス

デコンストラクション
(事業破壊)

迫り来る未来
2016年11月現在
北京オリンピック以降、オリンピック晩年までにGDPの伸びはピークを迎える

2020年東京オリンピック
2020年以降急激な不況が予想される

多くの領域において卓越することはできない

第一条件(付帯条件)
しかし成功するには多くの領域において並以上でなければならない
第二条件(必要条件)
幾つかの領域において有能でなければならない
第三条件(絶対条件)
一つの領域において卓越しなければならない

第一と第二と第三条件の緻密な組み合わせ
これを日本想像教育研究所では
コアコンピタンスと定義している

このまま
同質の競争では価格競争になる

価格競争を避けるには
他社よりも秀でたものでなければならない

しかし秀でたものは真似されてしまう
真似されないレベルに秀でなければならない

コアコンピタンス経営でなければ企業は存続しない
コアコンピタンスは磨き続けなければならない

さもなくば会社の大小に関わらず、電話帳から会社名が消える
(今や電話帳も消える)

コアコンピタンス経営とは
他社に絶対に真似のできない自社独自の競争優位の源泉を持ち、それによってお客様に提供するベネフィットを最大化するとともに、自社のプロフィットを最大化する経営

コアコンピタンス経営とは、通常はいくつもの要素がバラバラに存在している
コアコンピタンス経営とは、一つの大きな束である
コアコンピタンスがベネフィットを生む

ベネフィットが1の会社と10の会社ではお客さんはどちらに行くか?

これから起こる中小企業の問題、知識労働とサービス労働の格差が広がる

知識労働 オフィスでの時間労働で知識と知恵と想像力を使って
1、新しいビジネスモデル
2、新しい技術
3、新しい商品やサービス  この3つを作り出す
サービス労働 単純労働では利益が生まれない
創造労働 クリエイティブエコノミー

事例1 アマゾンドットコム
事例2 Google       ラリーペイジ
事例3 アップル      スティーブジョブス
事例4 テスラ       イーロンマスク
事例5 エアビーアンドビー ブライアンチェスキー社長
事例6 とくし丸
事例7 農業総合研究所
事例8 ミノダ 他

今後、多くの変革者が既存企業を襲う

ゲイリーハメル教授の言葉
高層な目的は滅私の姿勢を引き出し
イノベーションを刺激し忍耐を誘導する
これによって比類ない成果を上げさせる

たこまんさんの経営理念とコアコンピタンス経営
君子は其の位に素して其の外を願わず
人間は思った通りに生きていく ナポレオンヒルが言う通り

子曰、羣居終日、言不及義、好行小慧、難矣哉。
子曰わく、群居(ぐんきょ)して終日(しゅうじつ)、言(げん)、義に及ばず、好んで小慧(しょうけい)を行う。難(かた)いかな。
孔子がおっしゃいました、
「大勢集まって議論しながら、誰も義について語らない。それどころか小賢しい知恵を競いあっている。どうしようもないな。」

最近経営研究会はこうなっていませんか

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社長の中村です
 
Facebookで見つけたのですが、
 
コレ
 
 
 
◆CASIAL
 
https://casial.jp/index.html
 
 
 
 
一回5000円で
 
家の掃除をやってくれるサービスです
 
 
 
消費税と交通費700円がかかるので
 
正確には
 
5400円+700円で
 
6100円です
 
 
 
ただ、初回お試しは
 
無料です
 
サービスに自信があるんだと思います
 
 
 
定期的に頼む場合は
 
定額サービスもあって、
 
自分が家にいないときでも
 
鍵を預けてお願いする事も
 
出来るようです
 
毎週と隔週が選べました
 
 
 
出かけているときに
 
掃除と片付けをしてもらって
 
いつも部屋が快適になっているなんて
 
素晴らしいなと思いました
 
ラスターで販売する住宅にこんなサービスがあったらいいなと思いました
 
 
やはりビジネスは問題解決業ですね
今の時代に合ったビジネスです
 
ラスターハウスももっともっとお客様のお困りごとを探さないと。
 

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田坂先生が地球の歴史を考えろと言っていたので

46億年を1年間に直してカレンダーにしてあったので
転記しました

...

いわゆる人が誕生してから20万年で、恐竜は約2億年存在してたんですね

本当に一瞬ですね

地球の歴史を一年に例えると・・・

1月 1日 地球誕生 46億年前
2月 9日 地殻がほぼ固まり、陸と海が生まれる 41億年前
6月 8日 火山活動により大陸の成長が進む 26億年前
7月18日 大気中の酸素が増えてくる 21億年前
11月18日 カンブリア紀動物群の出現、生物が爆発的な多様化を始める
11月20日 魚類の出現
11月28日 植物が陸へ上がる 節足動物が陸へ上がる
11月29日 魚類から両生類が分かれて陸へ上がる
12月13日 恐竜時代始まる
12月19日 鳥類の出現
12月25日 恐竜が全盛期を謳歌する

以下12月31日
10時40分 最初の猿人が登場(700万年前)
11時37分 現生人類(新人=ホモ・サピエンス)誕生
15時39分 ラミダス猿人が直立二足歩行をする(440万年前)
19時26分 最初の原人が石器を使いこなす(240万年前)
20時35分 新たな原人、火を使い始める(180万年前)
20時40分 氷河時代に入り(175万年前)
23時3分  ネアンデルタール人などの旧人登場(50万年前)
23時37分 新人=ホモ・サピエンス)が誕生(20万年前)
23時58分52秒 農耕牧畜が始まる(1万年前)
23時59分46秒 キリスト降誕
23時59分56秒 ルネッサンス
23時59分58秒 産業革命
23時59分59秒 20世紀が始まり終わる

拍手[3回]

もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、
       全世界を100人の村に縮小するとどうなるでしょう。

その村には・・・

...

57人のアジア人
21人のヨーロッパ人
14人の南北アメリカ人
 8人のアフリカ人がいます

52人が女性です
48人が男性です

70人が有色人種で
30人が白人

70人がキリスト教以外の人で
30人がキリスト教

89人が異性愛者で
11人が同性愛者

6人が全世界の富の59%を所有し、
その6人ともがアメリカ国籍

80人は標準以下の居住環境に住み
70人は文字が読めません

50人は栄養失調に苦しみ
1人が瀕死の状態にあり
1人はいま、生まれようとしています

1人は(そうたった1人)は大学の教育を受け
そしてたった1人だけがコンピューターを所有しています

もしこのように、縮小された全体図から私達の世界を見るなら、
相手をあるがままに受け入れること、自分と違う人を理解すること、そして、そういう事実
を知るための教育がいかに必要かは火をみるよりあきらかです。

また、次のような視点からもじっくり考えてみましょう。
もし、あなたが今朝、目が覚めた時、病気でなく健康だなと感じることができたなら・・
あなたは今生き残ることのできないであろう100万人の人達より恵まれています。

もしあなたが戦いの危険や、投獄される孤独や苦悩、
あるいは飢えの悲痛を一度も体験したことがないのなら・・・
あなたは世界の5億人の人達より恵まれています。

もしあなたがしつこく苦しめられることや、逮捕、拷問または死の恐怖を感じることなしに
教会のミサに行くことができるなら・・・
あなたは世界の30億人の人達より恵まれています。

もし冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるのなら・・・
あなたは世界の75%の人達より裕福で恵まれています。

もし銀行に預金があり、お財布にお金があり、家のどこかに小銭が入った入れ物があるなら・・
あなたはこの世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちの一人です。

もしあなたの両親がともに健在で、そして二人がまだ一緒なら・・・
それはとても稀なことです。

もしこのメッセージを読むことができるなら、あなたはこの瞬間二倍の祝福をうけるでしょう。
なぜならあなたの事を思って,これを伝えている誰かがいて,
その上あなたはまったく文字の読めない世界中の20億の人々よりずっと恵まれているからです。

昔の人がこう言いました。わが身から出るものはいずれ我が身に戻り来る、と。

お金に執着することなく、喜んで働きましょう。
かつて一度も傷ついたことがないかのごとく、人を愛しましょう。
誰もみていないかのごとく、自由に踊りましょう。
誰も聞いていないかのごとく、のびやかに歌いましょう。
あたかもここが地上の天国であるかのように、生きていきましょう。

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経営研究会の皆さん
2015年は本当にお疲れさまでした

来年は1月13日から、日本で一番残したい会社の著者の坂本先生の例会でスタートですね

...

今から楽しみです

今年一年間勉強していて
一番残った言葉はドラッガーの
「組織はその存在に価値があるのではなくその組織が産み出す成果にのみ価値があるのである」という言葉でした

本当に油断するとすぐにこの意味を間違えてしまいます

私たちラスターハウスは来年、さらに顧客にとって価値がある企業に成長していきます

来年言われたい言葉は
「色んな不動産業者のなかで一番私の味方になってくれたよね」です

その言葉を言ってもらうための戦略、方針を練り直していきたいと思いました

身が引き締まった会議でした

拍手[0回]

田舞さんのメールに

「子、温にしてはげし。威にして猛からず。恭にして安し。(述而(じゅつじ)第七)」を心掛けていきます。

とありました

...

とても胸に響きました

これは
師(孔子)は、温かさのなかにも厳しさがあり、威厳を感じさせるが
威圧感・圧迫感がなく、謙虚でありさらに安らかな方であった。

という意味です

伊與田先生に教えていただいたのを思い出します

弟子の方々の語る孔子の姿はまさに上司の理想像ですね

穏やかで温和な雰囲気を持ちながらも、相手のためと思ったら厳しいこともはっきり言う

立ち振る舞いに威厳を感じつつも威圧や圧迫するところがない
そして謙虚に学ぶ姿勢を持ち続け、心は常に安らかである

ついつい喜怒哀楽を激しく威圧的に威張るだけではよい指導者とは言えないですね

私は事業経営者として10歳になりました

自信がないことは伝えられないし一方的に伝えてもこれ絵もまた伝わらないことをいつも痛感しています

孔子は生前だけでも数千人、死後も合わせると数千万人の人々に影響を与えてきた方です

まさにこの文の中に「なぜそうなったのか」のヒントが書かれているような気がしました

これからこの言葉を胸に事業経営を精進したいと思います

子、温にしてはげし。威にして猛からず。恭にして安し。

拍手[0回]

 
 
企業生存率ってご存知でしょうか?

株式会社は1年でその60%が消えていきます

そして設立して5年で85%の企業が倒産または廃業します...

設立して10年以上存続できる会社は6・3%しかありません

設立20年以上の会社は0・3%で
設立30年以上の会社は0・02%の生存率です

つまり設立して30年たつと99.98%の会社はなくなってしまいます

10000社のうちたった2社しかありません

新しい企業も絶えず生まれますが、設立後の淘汰も厳しいです

先日帝国データバンクが10年以上生き残る会社の条件というテーマの記事がありました

そこで言っていた条件は

1、成長業界のニッチに注目しパイオニアになっている

2、自社のコアコンピタンスを認識し、そこに資源を投下している

3、経営者が明確なビジョンを持っている

ということでした

つまり明確なビジョンを持ち、コアコンピタンス経営をし、カテゴリー戦略思考を持つ会社が生き残っているということですよね

確かに私の周りでも伸びている企業ほどビジョンが明確であり、事業ドメインが棲み分けされていて、しかも狭い気がします

当社は現在8期目です

次の10年の6・3%に入るまであと2年半あります

お客様に何を与えていくかを自分たちの強みを活かして考えていきたいと思います

もちろん事業ドメインから外れずに注意しながらですね
 

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先日、高校の部活の先輩がマンションの売却依頼をしていただいた、

という記事を書きました
http://lastarhouse.blog.shinobi.jp/Entry/303/



あの記事を書いたあと

しばらくして

専任媒介契約をいただきました


先輩だから
(面識はないけど)

簡単に任せてくれるだろうと思ってたら

以外に

目一杯競合させられました

(笑)



しかし大手の不動産会社を抑えて

センチュリー21に任せていただきました



その物件をうちのお客さんに紹介したら

かなり気に入ってくれ

本日契約となりました





2週間ほどお預かりしたのですが

その間、他社の案内は1件もなかったです
(預かるときは10人以上ご案内できると言ってたのに)


まあ無事契約できてよかったです


昔の仲間と仕事で付き合えるというのは素晴らしいことです


○○先輩!これからもぜひよろしくお願いします



 

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今日、近くのマンションの売却相談がありました

話を聞いてみると

私の卒業した早稲田実業の4つ上の先輩でした




そのお客様は

大手企業の管理職の方だったんですけど

話していると


... その人がラグビー部だったことがわかりました







私も中学からラグビー部です

私が中2の時にその先輩は高3です




早稲田ラグビー部は当時、

東伏見で練習して

長野県駒ヶ根市で合宿
をしていました

中学部と高等部は一緒です






つまり、同じグランドで練習し

同じ合宿所で寝泊まりしてたわけで







申し訳ないですが

名前を聞いても思い出せないですが






早稲田大学の先輩!




後輩として精一杯やらせていただきますので

どうか専任媒介でお願いします!!!








来週の木曜日の結論になっています

これでリハウスやリバブルに取られたら本当に悔しいです

結果はまた報告します

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最近ハマっている漫画があります

「キングダム」といいます

紀元前221年に中国を初めて統一した秦の始皇帝「政」が

中国を統一するまでの話です
(まだ終わってないのでそこまでかどうかはわかりませんが)

秦といえば

焚書坑儒や郡県性、恐怖政治、万里の長城完成、徐福の不死の薬探し

など様々なエピソードは様々ありますが

始皇帝になってからの話の方が有名です

しかし始皇帝になる前の話も相当面白いです

少し漫画のエピソードも入りますが、、結構史実に忠実です

もちろん話の出処は

司馬遷の史記からです



最近注目の漫画です

そういえば学生時代

中国の王朝をアルプス一万弱の歌に乗せて覚えました

河合塾の青木先生が作った替え歌です

もう20年前になります

おかげで私は今でも中国王朝が全部言えます


ここに青木先生の作品を書いておきます



殷 周 東周 春秋戦国(アルプス一万尺)

秦 前漢 新 後漢(小槍の上で)

魏 蜀 呉 西晋 東晋(アルペン踊りを)

宋 斉 梁 陳 隋(さあ踊りましょ)

五胡十六 北魏 東魏 西魏 北斉 北周(ランラララ ラララ ランラララ ラララ)

隋 唐 五代十国 宋 金 南宋 元 明 清(ランララララララ ランランランランラーン)


(このあと、清のラストエンペラーがなくなったあとは、
中華民国 中華人民共和国です)






いん しゅう とうしゅう しゅんじゅうせんごく(アルプス一万尺)

しん ぜんかん しん ごかん(小槍の上で)

ぎ しょく ご せいしん とうしん(アルペン踊りを)

そう せい りょう ちん ずい(さあ踊りましょ)

ごこじゅうろく ほくぎ とうぎ せいぎ ほくせい ほくしゅう(ランラララ ラララ ランラララ ラララ)

ずい とう ごだいじっこく そう きん なんそう げん みん しん(ランララララララ ランランランランラーン)



いかがですか?

結構役に立ちますよ


本日は以上

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エピローグ





 著者木野氏は、その後日本政府委員に選ばれ、

国際的に大きな影響を与える、

通信・防衛・特許の

三大改革の三つの審議会委員として活躍しました。




そのことを幸之助は

木野氏の活躍を自分のことのように喜び、

サイン入りで純金製の

「繁栄大判」を作り祝っています。






木野氏が社長として行った

NTTデータ通信株式会社も

所期の目的を100%達成していると思います。







木野氏はこの成功の真の理由を、

経営の基本的な考え方を変革して、

松下幸之助の宇宙根源の法則に乗った経営が

力強く行われたからだと信じています。




そして松下経営の語り部として

生命ある限り語り継いでいきたい

と念じております。



最後に木野氏は

マハトマ・ガンジーの言葉で

この著を締めています。




「一人に可能なことは万人に可能である」

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第八章 経営者としての心得 




幸之助は常に

「最善の上にも最善がある」

と考えていました。







そして王道の経営をするなら

事業は必ず成功する

といっています。



まさに一瞬の中に

勝ち負けを厳しく考えていました。



一瞬決算

という言葉は幸之助だけの言葉です。



そんな考えから

有名な熱海会談

の言葉が出たのです。




「僕は血の小便をしています、この中で血の小便をしている人はいますか。」




非常に厳しい言葉ですが、

この言葉の後に

代理店の利益を出すために

自ら営業本部長として

陣頭指揮を取ったところが

幸之助の優しさなのです。




自分に厳しく

人に優しく

人間主義を実践しています。







松下の使命は無から有を作ることです。

松下でないとできないものをつくっていく、




世の中にないもので

世の中に強く求められるものをつくって

歴史を開き、

世の中に貢献していく。





幸之助は

必ずそれができる

と信じていました。




その情熱は

幸之助が一番大事にしていたことです。


その情熱が社員に伝わるから

松下の社員は燃えるのです。





経営者は自分の中に熱意を持ち、

一念を深め、

常に次のステップにジャンプして

異質化していかなければなりません。




そして社員一人ひとりに

光を当てていくのです。






そのために大切なものは素直さです。





人間は素直でいる限り

虚栄心や懐疑心に

心をむしばまれないでいられるからです。



松下経営学の根幹は

素直さ

といえます。




幸之助は、

誠実に熱心に、

人の三倍努力して頑張れば、

事業は必ず儲かるようにできている

といっています。



それには

お客様第一主義

でなくてはなりません。



素直に

お客様を大切にするのが

成功の基本です。




では失敗する人

とはどういう人でしょうか。




多くの経営者を見てきて、

その傾向は小成に甘んじ、

経営理念を忘れることです。





そして成功する人は、

異質化を繰り返し、

前進し続け、

人間という存在の使命を

自覚するということです。






幸之助は

人間の可能性を信じ、

一念を定めれば

何でもできる



と人間主義の経営を貫きました。


それは、

我々に

人間がどれほど素晴らしい存在なのか
を教えてくれているのです。

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第七章 マーケットを創る







 

 木野氏は

「マーケットは創るもの」

と幸之助からいわれてきました。







木野氏が再生を請け負った東方電機のファクシミリ事業も

松下の通信機事業部にいたときに開発した




インターフォンやタクシー無線




も皆同じことなのだと

後から気づかされたのです。








本当の経営とは

そこにマーケットがあるからできる

というようなものではないのです。







幸之助が、松下は民需で行こう、

といった言葉の中には

多くの意味が隠されていたのです。









無から有を作り出すのが事業です。

そして自分の手でマーケットを創るのが

経営者の使命なのです。









やっていることは同じでも

そこに一念があるかないかで

結果は大きく異なるのです。






幸之助の一念の中には、

より多くの人に便利なものを使ってもらえるようにしたい、

というものがあるのです。



その一念が

民需で行くという決断をしたのです。





マーケットを創る、

言い換えればマーケットは

外ではなく自分の心の中にある

といいたかったのだと感じます。




木野氏が東方電機の問題に当たったときも

幸之助は多くを語っていません。






松下経営理念だけ持っていけば

再生できるとだけいっています。






問題は大きなところから手をつける、

使っていただくお客様のことを第一に考える、

会議では全員参加型の全員経営の形で望む、





どれも木野氏が東方電機再生で行ったことは


松下経営の基本なのです。
 

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第六章 オンリーワンからナンバーワンへ

 

 1932年5月5日は松下電器の創業記念日です。

この日は命知第一年目の所信表明の日でした。

命知とは経営者としての、

産業人としての使命を知覚したという意味です。




松下伝統の水道哲学を全社員で共有した日なのです。



水道哲学とは

安心安全な水を供給できるのはとても価値あるものだが、

使っている人はその価値を認識していない、

それは無尽蔵の量を供給しているからである。




我々産業人は物資を無尽蔵たらしめ

世の中を豊かにしていくべきであり、

そこで初めて貧は克服されるのだという哲学であります。



松下経営の基本理念はこの水道哲学です。

そのために社員一人ひとりの持っている能力を

開花させる必要があるのです。





幸之助は全員が天知を持っているといっています。

つまり全員が既にオンリーワンなのです。

しかしだからといって

オンリーワンに止まっていてもいけないのです。



オンリーワンという自覚を持ったら、

その自分の天命を貫き通すような生き方を

しなければならないのです。



企業も起業した時に既にオンリーワンなのです。

しかしそこからナンバーワンを目指さなければならないのです。



幸之助はオンリーワンからナンバーワンへの

転換の方法を三つ言っています。




1 自分のいいところを書き出していくこと。




2 いいところを書き出した紙を飽きずに眺めること。





3 そのオンリーワンを育て、

さらにナンバーワンの幅を広げていくこと

です。




そうすることでこれだけは他社に負けない、

というものが出来上がってくるものです。





社会は常にSOS信号を出しています。



こんな商品が欲しい、

こんなサービスが欲しい


という信号を出しているのです。



つまりそれは時代のニーズなのです。

そのSOSに企業はいち早く気づき、

自社のオンリーワンの力を持って

解決に当たることで



ナンバーワン企業になっていくというのです。

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第五章 深き一念を込めた祈りの経営


 

 

 日本の25万社の企業に

「利益と経営理念とが相反した時、あなたはどちらを優先しますか。」

という質問を投げかけた調査がありました。




増収増益企業の67%が理念を優先させると答えました。

しかも残りの30%の企業も

「時と場合による」

と答えていて、

利益優先とは答えていません。



ところが赤字企業のほとんどが

利益を優先させると答えています。




つまり、利益ばかりを追求していくと

赤字企業に転落する可能性があるということです。




幸之助は経営理念からぶれない人間そのものでした。

それは幸之助が内なる祈りを大切にしていたからなのです。






外なる祈りとは神頼みのことです。

それに対して内なる祈りとは、

次の三点だといっています。










1 静から動へ、絶望から希望へ、不信から確信へと変革を回転させるドラマ。

2 運命のシナリオを幸福へ、成功へと書き換える一念の戦い。

3 生命のギアを大宇宙の回転に合わせる挑戦である、








内なる祈りとはこの3つです。



内なる祈りこそ経営の原点なのです。










幸之助はことあるごとに、

今の経営はお客さんの役に立っているだろうか、

社員一人ひとりの幸せにつながっているだろうか、



ということを内観していました。









つまり何かあるたびに

経営理念に立ち返っていたのです。




幸之助にとって経営理念こそ宇宙根源の法則なのでした。




仏法に、

災いは千里の外より攻め来る

という言葉があります。



その言葉に対して、

天の働きは万里の外から招き寄せる、

というのです。



災いは勝手にやってくるが、

天の動きは招き寄せないと来てくれないわけです。





幸之助のいう

宇宙根源の法則に乗った深き一念を込めた祈り

で天の動きを招き寄せなければならないのです。






そういう祈りを続けることで

事業は金を残し、

技術を残し、

人材を残し、

お客様の感謝が残るのです。







何か壁に当たったときには

とにかく経営理念に立ち返り、

自分自身を内観するのです。






そうすれば会社は絶対にうまくいくのです。
 

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第四章 人に光を当てる






 幸之助は会社とは公のものといっています。


社長が偉いわけではない、

仕事が偉いのだというのです。




ですから上下関係の命令系統を嫌います。

社員は共に事業をしていく上でのパートナーなのです。



そこで大切なのは

社長が社員と共に夢を語っていくことです。



共に夢をかなえるパートナーを育てることが

人に光を当てる経営です。





一人ひとりの個性に光を当て、

その個性が発揮される組織こそ

人間主役の経営なのです。





人間は何か人よりも優れた長所を

必ず持っているというのが幸之助の持論です。




仏教でいう

桜梅桃李



の考え方が



まさに幸之助の言いたかったことだと思います。








そして人に光を当てるのにもっとも大切なことは

社長の感謝力です。




社員のやる気を引き起こすのは怒鳴り声ではありません。




人と人とのふれあいで生まれる感動が

理念に共感し、

そのことによって生まれる使命感が

社員にやる気を与え

個性を光らせるのだと幸之助は信じています。




人に光を当てる経営こそ

修身人間学を学んできた幸之助の松下経営そのものなのです。




 

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第三章 王道の経営に負けなし








 

 「不況こそ好況のときよりなおよし。

好況よし、不況なおよし。」



幸之助は不況のときに

企業の本当の実力が表れる

といっています。



不況の時に購入するものは

本当に満足させてくれるものしか買いません。



顧客を満足させる商品とは何か、

が考えられる人間を

育てていかなくてはならないのです。




戦略を立てて資金を借入する

覇道の経営を幸之助は否定しています。




覇道の経営は

自分の理想が

「相手に勝つこと」になってしまいます。




戦略で人は育ちません。





人を育てるには

宇宙根源の法則

に乗った経営理念が必要なのです。




幸之助は企業成功の三原則を、

経営理念の確立、

人に光を当てる環境を作ること、

で80%達成する、




残りが戦術・戦略なのだといっています。






幸之助はそれほど経営理念を大切にしています。



そして理念が次の三つの条件を備えていないと

宇宙根源の法則には乗れないといっています。



1会社の顔として誇れる理念

2企業の鏡となる理念

3企業の魂と成る理念



の三つです。



しかも理念とは



普遍性があり、

不易であり、

正しく理解されるもの



でなければならないのです。






それを実現させるためには

人間主義の経営

が必要です。



幸之助が目指していたものは

この人間主義の

王道の経営なのです。
 

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第二章 大いなる宇宙根源の法則





 
 幸之助は昭和21年に
 
財閥指定されている間世の中の貧しい状況を見て、

社会が繁栄すれば必ず人は幸せになれる
 
と考えPHP運動を起こしていきます。






企業がなぜ存在するのか、

という問いに対して

幸之助は常に

「社会を繁栄させる為にある」

と答えていました。






その運動中に

学生時代の著者木野氏に出会ったのです。





木野氏が幸之助から教えられた多くのことの中で




「素直な心」





はPHPの真髄である



と心から思いました。





幸之助は常に人間学を学んでいました。




ある時は仏教から学び、


人間の無限の可能性について話していました。



その無限の可能性を活かすための極意が






「素直」


であり


「本気」




なのだと教えられました。






幸之助は、人間は地球のリーダーだといっています。



だから他の生き物を食べる権利があるのと同時に

全生物の面倒を見る責任もあるのだといっています。








経営も同じです。





幸之助の言う公のために、

どこまで本気になれるか


と考える生き方が必要なのです。




それが宇宙根源の法則に乗る方法だということです。
 

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第一章「経営の神様」の原点



 
常日頃から松下幸之助は

人間にとって悩みは自分を成長させるための「焚き木」だ

といっていました。


より大きな自分を創るためには

焚き木は多ければ多いほどいいのだと思います。

そして大きく成長することを幸之助は

「異質化」

といっています。



木野氏は、

幸之助は3度「異質化」しているといっています。


1度目は、

大阪電灯を退職して事業を起こした時から始まります。

この事業に失敗したことで後の松下経営理念が生まれます。

当時まだ22歳です。



幸之助は事業に失敗した1年を

「独立した年」

と過去形で呼び、

これからが本当に事業を起こす

「創業の年」

と位置づけます。


この瞬間が1つ目の異質化です。




2度目の転機は世界恐慌のときです。

松下電器は自転車の電池ランプを成功させ、

大阪の大開町に工場を建てた時のことです。




幸之助は1行主義で事業をしていたので

ほかの銀行と付き合うことはしなかったのですが

たまたま熱心な住友銀行の担当と出会い、

付き合うことになります。


その直後取引銀行だった十五銀行は倒産します。

住友銀行との付き合いができていなければ

松下はこのとき倒産しています。




3度目の転機は、

終戦後の財閥解体に松下が入ったときのことです。

何も覚えがない幸之助は

無我夢中で東京のマッカーサー最高司令官のところに何度も足を運んだのです。

結局5年の歳月をかけてGHQと話し、

義理の弟の井植氏を退職させて財閥指定を解除させます。

その翌昭和26年の1月松下電器は再び創業しました。





それから10年、大阪の松下は世界の松下になりました。

幸之助が55歳から65歳の10年間です。

この3度の出来事を振り返り、

幸之助は、

強き一念があれば事業は必ず成功するといっています。
 

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